南西航空方面隊所属隊員を紹介します。
今回は、沖縄県南城市に所在する知念分屯基地の第5高射群第16高射隊(※1)所属 吉田1曹です。
吉田1曹は、令和元年5月18日に嘉手納基地で開催された、第48回USO(※2)沖縄主催により毎年開催されている優秀な功績のあった自衛隊員及び米軍人を称える式典において、
隊の防空戦闘能力向上とボランティア活動により地域の方々との交流に尽力している功績で表彰されました。
※1 高射隊とは、戦闘機及び警戒管制部隊と連携して、我が国に侵攻する航空機及び弾道ミサイル等をペトリオットミサイルにより破壊することを主たる任務とする部隊です。
※2 USO(The United Service Organization)とは軍隊慰問活動を行う民間の非営利組織です。
吉田1曹 | 式典での記念写真 |
所属 第5高射群第16高射隊
階級 1等空曹
名前 吉田 翔太郎
年齢 35歳
出身 北海道
入隊 平成15年
インタビュー風景 | 装備品模型横でのカット |
【-】 受賞した時の感想を教えてください。
【吉田】 受賞できると思っていなかったのでとても嬉しかったです。
【-】 普段は、どのような業務を行っていますか?
【吉田】 高射操作員として訓練をするとともに、射撃小隊の射撃班長として小隊員の勤務や訓練の調整を行っています。
【-】 自衛官になった理由は何ですか?
【吉田】 身体を動かすことができるという点と色々な場所で働くことができる職業という点に魅力を感じたからです。
作業風景 | 作業風景 |
【-】 自衛隊に入って良かったと思うことを教えてください。
【吉田】 訓練や業務を通じてたくさんの人達と出会えたことです。
【-】 休日は何をしていますか?
【吉田】 家族と公園や海に行ったり、仲間とスポーツなど身体を動かすことが多いです。
【-】 ここで、吉田1曹の上司である第16高射隊射撃小隊長 及川2尉から吉田1曹のことを教えてください。
【及川】 生まれも育ちも私と同じ北海道札幌市で年齢も同じである吉田1曹は、明るく積極性のある隊員であり、職場の中心的存在であります。
特に、個人訓練の駆け足においては35歳にして右に出るものがおりません。
また、私生活においても活動的であり、年齢や職種に関係なく多くの友人とアウトドアなどを楽しむなど公私ともに頼りになる男です。
右が本人、左は後輩の石原3曹 | 上司、准曹士先任、後輩と本部庁舎前で |
【-】 吉田1曹の今後の目標を教えてください。
【吉田】 職場の後輩を育成していくこととボランティアコーチをしている陸上チームの選手を県大会で優勝させることです。
【-】 最後に、これから自衛官を目指そうとしている人達へ一言
【吉田】 大変な時もありますが、色々な経験をすることができるのでやりがいのある仕事です。
作業服で敬礼 | 後ろに見えるのは久高島 |