南西航空方面隊
Southwestern Air Defense Force

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隊員紹介

第9航空団飛行群第304飛行隊 1等空尉 橋本 諭

 南西航空方面隊所属隊員を紹介します。
 今回は、那覇基地に所属する隊員で、第9航空団飛行群第304飛行隊所属のF-15パイロットの橋本1尉です。 橋本1尉は、令和2年1月31日(金)から3月8日(日)の間に、米国グアムのアンダーセン空軍基地で実施されたコープ・ノース20 (日米豪共同訓練)において、TOP OF TOP(最優秀)に選ばれました。

橋本1尉 コープ・ノース20記念写真

 所属 第9航空団飛行群第304飛行隊
 階級 1等空尉
 名前 橋本 諭
 年齢 35歳
 出身 宮崎県
 入隊 平成15年

【-】  コープ・ノース20について教えてください。
【橋本】 日米豪で共同訓練を実施し、実戦的訓練環境の下、共同での対処能力向上や部隊の戦術技量の向上を図ることを目的とした訓練です。


【-】  約2か月間の訓練ですが、楽しかったことや苦しかったことはありますか?
【橋本】 国内ではなかなかできない大規模かつ実践的な訓練環境で米豪軍と共同訓練できたことで、得るものも多く、自らの成長も感じられたことが一番の成果です。 一方で、米豪軍との意思疎通について、ネイティブイングリッシュに対する言葉の壁の高さを改めて痛感しました。

【-】  これまでの部隊経験(転勤等)を教えてください。
【橋本】 初度配置が第6航空団第306飛行隊(石川県小松基地)、その後教官として飛行教育航空隊第23飛行隊(宮崎県新田原基地)、航空幕僚監部(東京都市ヶ谷基地)を経て、 在外公館警備対策官として外務省出向(在インドネシア日本大使館勤務)、その後、現在の第9航空団飛行群第304飛行隊に配属されました。


【-】  普段は、どのような業務を行っていますか?
【橋本】 実任務(対領空侵犯措置)の傍ら、技量向上のため、ほぼ毎日飛行訓練を行っています。

【-】  パイロットになろうと思ったきっかけは何ですか?
【橋本】 子どものころに観た映画で戦闘機の存在を知り、自分も乗ってみたいと思ったのがきっかけです。 また、実家の近くに新田原基地があり、何度か航空祭に行ったことで戦闘機を身近に感じられたことも大きいと思います。


【-】  自衛隊に入って良かったことを教えてください。
【橋本】 まずは戦闘機に乗るという夢が叶ったことです。また、日本全国を飛び回ったり、海外訓練や出張に行くチャンスがあるのも入隊して良かったと思えるところです。

【-】  休日は何をしていますか?
【橋本】 現在は、新型コロナ感染拡大防止のため自粛中ですが、アウトドアが好きなのでキャンプや釣り、サーフィンなどを楽しんでいます。

【-】  ここで、橋本1尉の上司である第304飛行隊長から橋本1尉のことを教えてください。
【隊長】 フライトや業務をそつなくこなす大変スマートで優秀な隊員です。飛行隊の中核として後輩隊員を適切に教育指導してくれる頼れる隊員であり、今後の活躍を期待しています。


【-】  橋本1尉の今後の目標を聞かせてください。
【橋本】 戦闘機パイロットとしてまだまだ未熟な点も多いので、更なる技量向上を目指して訓練に励んでいきたいと思います。また、部隊全体のレベルアップや後輩育成にも力を入れていきたいです。

【-】  最後に、これからパイロットや自衛官を目指そうとしている人たちへ一言
【橋本】 自分の努力次第で様々なチャンスを得ることのできる職場です。飛行機や大空に憧れがある人は是非、お待ちしております。



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