ご挨拶
日頃から航空自衛隊の活動へのご理解、ご協力を賜り、ありがとうございます。
令和8年3月23日に「宇宙作戦団」が新編され、初代宇宙作戦団司令を拝命した石井です。
宇宙作戦団は府中基地に所在する団司令部、第1宇宙作戦群及び基地業務群、山口県の防府北基地に所在する第2宇宙作戦群から構成されています。そして、衛星通信、衛星放送や位置情報サービスなどで利用される人工衛星の安全を確保するため、宇宙空間で今、何が起きているのかを日夜確認する「宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)」の任務にあたっています。
宇宙作戦団の任務は、それぞれの部隊が相互に連携することで効果的な任務遂行が可能となります。府中基地及び防府北基地に所属する全隊員がチーム意識を持って任務にまい進できるよう、部隊運営を行ってまいります。
宇宙空間は国境の概念がなく、人工衛星をはじめとする宇宙物体の活動範囲は地球全体に及びます。しかし、望遠鏡やレーダーといった自国の観測センサーで見られる範囲には限界があり、わが国の裏側を周回する宇宙物体の観測はできません。地球を周回する宇宙物体の状況を正確に把握し、人工衛星の安全を確保するためにも、JAXAをはじめとする国内関係機関や同盟国及び同志国との連携・協力が重要になります。先駆者魂を胸に道なき道を切り開き、宇宙空間の安定的利用と優位性の確保に日々挑戦していきます。
我々は、「宇宙作戦隊」として2020年に発足以降、着実に機能強化を進めながら、「宇宙作戦団」の新編をもって6年目の年を迎えています。これからも、府中基地・防府北基地の周辺地域自治体との「相互理解と信頼醸成」を大切にしながら、皆様の期待に応えていく所存です。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。