男鹿ゴレン

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「ナシゴレン」をアレンジしたオリジナル料理

男鹿ゴレン🥄 ~スパイシーなエスニックチャーハン~


紹介する「男鹿ゴレン」は、男鹿市の地元特産の調味料と、インドネシアやマレーシアでよく食べられるスパイシーなチャーハン「ナシゴレン」をかけ合わせたもの。
そもそもは食育(注)の取り組みで、地元特産の調味料「しょっつる」(魚醤)を使用して何かできないか、しかも海外の料理のアレンジで、と考えたところから生まれたメニューです。エスニック料理に「ナンプラー」と呼ばれる魚醤が多用されることから、「ナシゴレン」なら「しょっつる」とも相性が良いはず!との結論に。タマネギも秋田県の特産品、もちろん米は「あきたこまち」です。ナシゴレンのナシはご飯、ゴレンは炒める、焼く、揚げるの意味ですが、ここはあまり深く考えず「男鹿ゴレン」と命名。
調理のポイントは干しエビを炒めて香りを出し、しょっつるを鍋肌で焦がすように加えて独特の風味をまろやかにすること。トッピングはキュウリ、トマトなど季節の食材に変えるのもあり。えびせんべいは中国伝統のスナックで「龍蝦片(えびせん)」の商品名で販売されています。目玉焼きとともに崩して、全体をよく混ぜて食べても味がなじんでおいしいです!

(注)航空自衛隊では、任務遂行に必要とされる健全な体と精神を養う基本は「食」にあることを踏まえ、年に4回「航空自衛隊食育の日」を設け、隊員の「食」に対する意識と関心を深めるため、「食育献立」を提供している。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    
材料(2人分)分量
ご飯 丼2杯分
おろしニンニク 小さじ1
干しエビ 大さじ1
タカノツメ(好みで・小口切り) 適量
タマネギ(みじん切り) 小1/2個(100g)
合いびき肉 100g
ピーマン(赤、黄、各みじん切り) 各1/4個
カシューナッツ(素焼き・食べやすく砕く) 約20粒
ゴマ油 小さじ2
【合わせだれA】
大さじ2弱
砂糖 小さじ2
豆板醤、おろしニンニク 各小さじ1/2
少々
【合わせだれB】
しょっつる 小さじ4
しょうゆ、砂糖 各小さじ2
オイスターソース 小さじ1/2
【トッピング】
半熟目玉焼き 2個
えびせんべい(市販品) 2~4枚
クレソン、ベビーリーフなど 適量

調理手順

合わせだれを作っておく。小さめの耐熱容器にAを入れて混ぜ、電子レンジ(600W)で20秒ほど加熱する。取り出して冷めたらBの調味料を加えて混ぜ合わせる。
フライパンにゴマ油を熱し、おろしニンニク、干しエビ、タカノツメを入れて中火で炒め、香りが出たら、タマネギを加えて炒める。
タマネギが透き通ってきたら、合いびき肉を入れて炒め、肉の色が変わったら、ピーマン、カシューナッツを加えて炒める。さらにご飯も入れて炒め合わせ、①を鍋肌から回し入れ、強火で炒める。
全体がパラパラとしてきたら、火から下ろし、器に盛り、目玉焼き、えびせんべい、クレソンやベビーリーフをトッピングする。