業務紹介
防衛施設の用地等の取得

自衛隊又は在日米軍が防衛施設として使用する土地や建物などについて所有者の方々の同意を得て、土地を購入したり、賃貸借契約を締結しています。
防衛施設の管理
自衛隊又は在日米軍が使用する防衛施設の土地や建物などの管理(境界・確認・測量・財産台帳などの整理)をしています。



防衛施設の周辺地域との調和を図るための施策
自衛隊や在日米軍の航空機の騒音、演習場での訓練などによる障害を防いだり、軽くしたりするため、九州防衛局では、次のような施策を行っています。
障害を防ぐ工事(障害防止工事)

戦車等の走行や演習場の荒廃などによって生ずる障害を防いだり、軽くしたりするため、市町村などが行う工事に対し助成を行います。
障害防止工事の例
河川の改修、ダムの建設、道路の舗装など
河川改修
砂防ダム
道路
障害を防ぐ工事(防音工事)

自衛隊や在日米軍の航空機などの騒音による障害を防いだり、軽くしたりするため、市町村などが行う工事に対し助成を行います。
防音工事の例
小・中学校や病院などの防音工事
学校防音工事
病院防音工事
児童館防音工事
民生安定施設の助成
飛行場や演習場などによる周辺の方々の生活や事業上の障害を防いだり、軽くしたりするため、市町村が行う生活環境施設などの整備事業に対して助成を行います。
対象となる施設の例
- 畜産施設、園芸施設、集出荷施設などの農業用施設や製氷施設といった漁業用施設など。
- 公園、消防施設、図書館など
農業用施設
漁業用施設
公園
飛行場周辺に所在する住宅等に対する騒音対策
自衛隊又は在日米軍の飛行場の周辺において、航空機の離発着などによって生ずる騒音による障害を防いだり、軽くしたりするため、騒音の程度により住宅防音工事の助成や住宅等の移転補償などを行っています。

住宅防音工事
自衛隊又は在日米軍の飛行場などの周辺で、航空機の騒音による障害が著しい区域(第一種区域)で住宅の防音工事を希望する方に対して助成を行います。
※区域の指定の際に、現に存在していた住宅が対象となります。
住宅防音工事 施工前
住宅防音工事 施工中
住宅防音工事 施工後
家屋の移転
自衛隊又は在日米軍の飛行場などの周辺で、航空機の騒音による障害が特に著しい区域(第二種区域)で移転を希望する方の移転補償や土地の購入を行います。
移転前の建物
移転後の建物
緑地帯の整備
第二種区域の中で防衛大臣が指定する区域(第三種区域)は緑地帯として整備します。
飛行場周辺緑地帯
緑地帯消毒散布風景
緑地帯除草作業風景
お知らせ
特定防衛施設周辺整備調整交付金の交付
ゴミ収集車
自衛隊又は在日米軍のジェット機が発着する飛行場や砲撃などが行われる演習場のために、その周辺の生活環境や地域開発に及ぼす影響を考慮し、特に配慮する必要があると認められる特定の市町村には、交通、レクリエーション、社会福祉など公共用の施設の整備に使用できる交付金を交付しています。
漁業などの補償
漁業補償
射撃訓練風景(射撃訓練水域)
自衛隊又は在日米軍が海上で演習や訓練などを行ったり、陸上施設の保安などのため、一定の水域について期間を定めて漁船の操業の制限又は禁止をした場合、漁業を営んでいた方が漁業経営上の損失を受けたときはその損失の補償を行います。
損害賠償
在日米軍人等による自動車事故等により負傷或いは財産的被害を受けられた方に対する損害賠償などを行います。
周辺補償
自衛隊又は在日米軍による航空機の頻繁な着陸その他の行為により、農業・林業・漁業などを営んでいた方が事業経営上の損失を受けたときには、その損失の補償を行います。
お知らせ
防衛施設の建設工事
自衛隊が使用する庁舎、隊舎、宿舎、港湾施設、飛行場などや在日米軍が使用する港湾施設や家族住宅などの建設工事を行います。
自衛隊庁舎(熊本市)
自衛隊隊舎(久留米市)
艦船用桟橋(佐世保市)
飛行場滑走路
海上自衛隊佐世保地方総監部
佐世保史料館(セイルタワー)夜の外観
海上自衛隊佐世保地方総監部
佐世保史料館(セイルタワー)
米海軍佐世保基地 岸壁整備施工前
米海軍佐世保基地 岸壁整備施工後
米軍家族住宅
在日米軍労働者の労務管理
駐留軍等労働者の労務管理事務
在日米軍に勤務する駐留軍等労働者(以下、「労働者」という。)を雇用し、その労務管理事務を行っています。このうち、国は、雇用主として労働契約の締結、給与支給額の決定、支払い等を実施し、労働者の募集、給与の計算、福利厚生の実施等については、平成14年4月1日に設立された独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構が国と連携しながら行っています。
防衛省 地方協力局 |
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九州防衛局 佐世保防衛事務所 |
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独立行政法人 駐留軍等労働者労務管理機構(佐世保支部) |
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