在日米軍に関する情報

岩国飛行場滑走路移設事業

事業の概要

 航空機が岩国飛行場の滑走路北側から離陸する際、工場群上空の通過を避けるため、離陸後急旋回を余技なくされ、同飛行場の運用及び安全の確保上、大きな制約を受けていました。
 また、同飛行場には市街地が近接し、航空機による騒音問題が生じていました。このため、昭和46年以降、地元岩国市等から同飛行場における安全の確保と航空機騒音の緩和を図るため、同飛行場を沖合へ移設するよう国に対して強い要望がありました。
 このような状況から、当局は、同飛行場の安定的使用を図るため、滑走路を東側(沖合)へ1,000m程度移設することとし、平成23年3月末に事業が完了したものです。
 これにより、周辺地域の生活環境への影響がより少ない形で、安全な航空機の運用が可能となりました。

委員会

(1)岩国飛行場環境監視委員会
 当該事業を円滑かつ適正に行うため、工事の実施方法や環境の監視に関して、指導、助言、を行うことを目的として、学識経験者5名の委員により構成されています。

(2)岩国飛行場藻場・干潟回復調査委員会
 当該事業の実施に伴い、当局が行う藻場・干潟の回復措置の対象に必要な指導・助言を行うことを目的として、学識経験者5名の委員により構成されています。

嘉手納飛行場以南の土地の返還(統合計画)の概要

岩国飛行場藻場・干潟回復調査研究委員会について

岩国飛行場藻場・干潟回復調査研究委員会審議概要