本部長あいさつ



 

 本日も、山口地本HPにアクセスいただき、ありがとうございます(*^∀^*)

 さて、8月6日に県東部を襲った豪雨の影響で、岩国市周辺では土砂崩れなどにより尊い人命が失われるとともに、住宅などに多くの被害が発生しました。続いての広島県での災害における甚大な被害も記憶に新しいところです。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。また身近な方を亡くされた皆様にお悔やみを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興復旧をお祈りします(m_ _m)

 被災地では陸上自衛隊を中心とした私たちの仲間も自治体や警察、消防などの皆さんとともに様々な活動に従事しました。
いわゆる
『災害派遣』です!
 災害派遣は、通常県知事の派遣要請に基づいて行われます。また、市町村長は、県知事に対し災害派遣の要請を要求することができます。
派遣要請を受けた部隊は、まず派遣準備を進めながら、県庁や関係する市役所などに連絡員を派遣した上で現地の被災状況や自治体のニーズなど情報を収集し活動を開始します。
 
ところで、災害派遣において山口地本は、どのような活動を行っているのかご存知でしょうか??
 山口地本は、県下7箇所に地域事務所(岩国、柳井、周南、山口、宇部、下関、萩)を持っています。それぞれ事務所には、それぞれの自治体に住んでいる隊員が勤務しています。日頃彼らは、自衛隊を志願してくれる皆さん一人ひとりに対する情報提供や、受験に向けてのお手伝い、そして地元のイベントに参加しての広報といった仕事を行っています。

彼らが『広報官』です(^∀^)ゞ

 広報官は、毎日担当地域を走り回っています。広報官こそが、担当地域を熟知した言わば県民の皆さんと自衛隊をつなぐ最前線、最先端で勤務する隊員です。
 その広報官ですが、担当地域で災害発生の情報をキャッチすると直ちに関係する市役所などに行きます。そして情報収集を開始し、自治体と自衛隊のパイプ役として機能します。

 例えば今回の例で言うと山口市の陸上自衛隊第17普通科連隊の連絡員が岩国市役所や和木町役場に到着するまで高速道路を使っても1時間半くらいは必要ですよね?地元の広報官は、連絡員が到着するまでの間、その仕事を代行するわけです。人命救助にあたっては時間が大切ですからね。今回も岩国地域事務所の広報官が岩国市役所と和木町役場で活動しました。
 山口地本は、災害が発生しても皆さんとともに頑張るぞ!!

 話はガラリと変わるけど、平成27年春の入隊入校を目指し、今年も数多くの若者が自衛隊を志願してくれちょるいね〜≧∀≦
頑張れっ!受験生!
山口地本は、みんなを応援するけぇね!
 まだまだ応募できるコースもあるよぉ!細部は各地域事務所に問い合わせてね



自衛隊山口地方協力本部長 1等空佐 宮木 浩