トップ 自衛隊を知りたい 自衛隊の任務

3つの役割

自衛隊には「国の防衛」、「災害派遣」、「国際平和協力」など様々な任務があります。

国の防衛

自衛隊の主たる任務であり、警察機関のみでは対処困難な場合に自衛隊が対応する任務である治安出動や海上における警備行動のほか、弾道ミサイル等に対する破壊措置、領空侵犯に対する措置などがあります。

災害派遣

自然災害をはじめとする災害の発生時には、地方公共団体などと連携・協力し、被災者や遭難した船舶・航空機の捜索・救助、水防、医療、防疫、給水、人員や物資の輸送などの様々な活動を行っています。

国際平和協力

防衛省・自衛隊は、国際平和協力活動として現在までに、国際連合平和維持活動(国連PKO)への協力をはじめとする国際平和協力業務、海外の大規模な災害に対応する国際緊急援助活動などその他様々な活動を行ってきています。

自衛隊の職種職域

多彩な職種・職域に、自分を活かす職種・職域があります。
全国約260の勤務地に、多くの自衛官が働く巨大組織、自衛隊。
そのなかには、さまざまな職種・職域があります。
戦車、艦艇、航空機などの最新装備を扱う分野や研究・開発など、幅広い選択肢があります。

陸上自衛隊

160カ所に及ぶ駐(分)屯地・約14万人の隊員数を誇る陸上自衛隊は、人々の生活や社会に最も身近なところで侵略行為を未然に防ぎ、予測困難な脅威にも即座に対応ができるように平時から準備・訓練を行っています。また災害救援活動や不発弾の処理・イベント等への参加など、地域社会への貢献も重要な任務です。

海上自衛隊

日本は常に海を経由した脅威にさらされ、また輸出入の多くも海上輸送に頼っています。海上自衛隊はこうした地理・経済的特性を踏まえて、海上からの国土の防衛や海上交通の安全確保を主な任務としています。さらに人命救助や国際平和協力活動、南極観測への協力など幅広いフィールドで活躍しています。

航空自衛隊

大空を舞台に外部からの侵略を防ぎ日本の防衛を担うのが航空自衛隊です。操縦・航法・警戒管制・高射など直接戦闘にかかわる職種から、航空機やレーダの整備、施設・補給などの後方支援まで職域はさまざまです。またPKO空輸支援や政府専用機による海外運航など、国外での活躍の場も広がっています。