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医療法人 和幸会

 当法人は主に病院・診療施設、介護・高齢者施設を運営しており、関連法人に特別養護老人ホームを経営する社会福祉法人幸友会、そして、教育・保育施設を擁する学校法人栗岡学園があります。この3法人からなる和幸会グループは、奈良県生駒市、大阪府四条畷市を中心に事業を展開しており、医療・福祉・教育のネットワークでそれぞれが支え合い、一丸となって地域の皆様に寄り添ったサービスを提供しております。
 介護業界が深刻な人材不足に陥っているなか、ありがたいことに、これまで自衛隊勤務経験者7名の方が入社され、事務、運転手、介護の職でそれぞれ日々励んでおられます。介護とそれに関連する業務には、体力はもちろんのこと、強い精神力、そして高いコミュニケーション能力が必要になります。自衛隊勤務経験者の方達が訓練で培った任務を遂行するための強い精神力や忍耐力が活かされる職場だと考えており、活躍を期待しております。
 急速に高齢化が進むなか、これからも地域の皆さまが住み慣れた場所で快適に過ごせるよう、サービスの提供を行ってまいります。

元自衛官の声

令和4年度退職

鈴木 菜月 さん
 私は、2年間の自衛隊勤務を終え入社しました。自衛隊は部隊ごとに分かれており、その中の中隊本部というところで無線通信手という職種に就いていました。中隊本部では食料の運搬や無線に特化した訓練などを行っていました。新しい職場では、今までの「命を守る」から「命を預かる」仕事へ変わり、介護職の業務に従事しています。入社当時は初めて関わる職種だったため、やっていけるか不安がありましたが事前にフロア見学をして実際の現場を見ることが出来たので、どんな感じか分かり安心しました。その後、勤務するフロアが決まり、実際の業務については先輩方がマンツーマンで分かるまで教えてくださいました。先輩方からすればまだまだ未熟でありますが、私なりに頑張っております。2年間という短い自衛隊勤務でしたが、規律や責任感などをたくさん学びました。それは今の仕事にも活かされており、今後も精進していきたいと思います。

後輩のみなさんへ
 介護職はよく仕事が大変だと思われていますが実際に関わってみるとやりがいを感じ、また施設の利用者様から温かいお言葉を頂き、私の頑張る源になっています。もちろん命を預かる仕事なので責任は重いですが、日々自分の行っている仕事が世の中の役に立っていることにとてもやりがいを感じています。

東洋アルミニウム㈱新庄製造所

元自衛官の声

令和4年度退職

中西 健斗 さん
 平成31年に陸上自衛隊に入隊し、4年間の自衛隊勤務を経て、令和5年4月に東洋アルミニウム株式会社新庄製造所に入社しました。
 自衛隊では、野戦特科気象手として主に気象観測任務に従事していました。現在の職場では、アルミニウムペースト製品の品質を検査する品質保証検査員として勤務しています。自衛隊での勤務時とは異なる分野の職業への移行には不安と心配がありましたが、先輩方のご指導のもと、自衛隊で培った正確な点検作業や確実な業務遂行力を活かして、検査業務に取り組んでいます。

後輩のみなさんへ
 異なる分野や業種での環境変化でも、自衛隊で学んだ規律心や培われた自律精神は十分に活かせると考えています。アルミニウム産業は非常に裾野が広いですが、東洋アルミはアルミニウムペーストという業界で世界最大のシェアを有しています。大きく言えば、自衛隊で培った力を世界に向けて発揮しています。

西垣林業フォレスト㈱

元自衛官の声

令和4年度退職

清水 浚介 さん
 私は、4年間の陸上自衛隊の勤務を終え、今の会社に入社しました。自衛隊では、戦車部隊員として、中隊本部で通信手として勤務していました。
現在の会社に入社してからは、自衛隊で学んだこととは全く違う分野の職業で不安なことばかりでしたが、先輩方のご指導もあり、現在は林業会社で勤務し、チェーンソーを使用した伐倒や造材等を頑張っています。

後輩のみなさんへ
 自衛隊生活の中で最も大切なことは、他人とのコミュニケーションと、人間関係です。この2つに関しては、自衛隊を退職しても同じことだと私は思います。いろいろな人とコミュニケーションを取り、人間関係を大切にしていろいろな事を学んでください。それは、必ず自分の武器になると思います。

生駒市役所

 本市は奈良県の北西部に位置し大阪府、京都府に隣接していることから自然豊かな住宅都市として発展してきました。
 大阪府との府県境には生駒山があり、その麓にあるまちのため、市内には傾斜地が多く土砂災害警戒区域も数多く指定されています。また南海トラフ巨大地震の発生も視野に入れ、平成30年度から退職された自衛官を防災・危機管理のプロフェッショナルとして雇用し、本市の防災体制や地域防災計画の見直しをはじめ、自治会・自主防災会など地域の防災力の向上と強化にご尽力いただいています。
 自衛官時代の災害対応の経験や考え方は、行政組織には見えなかった点が 多く、本市の防災、災害対応に関する意識や体制が飛躍的に向上したと実感しています。
 いつ起こるかわからない災害に迅速に対応できるよう、防災・危機管理のリーダーとして本市を引っ張る存在であることを期待しています。

元自衛官の声

令和4年度退職

谷 雅浩 さん
 最近は、地方自治体防災職員として先輩がたくさん勤務されております。
 私も自宅近傍で防災職員の再就職を希望し、防災・危機管理教育を受講しました。その後、自衛隊奈良地方協力本部から自宅のある生駒市職員のお話をいただきました。自衛官時代は単身赴任ばかりでしたが、自宅がある市に再就職できることは喜ばしく、すぐに話を受けました。
 令和5年4月就職してみると、住民の安全を守ることにあらためて身の引き締まる思いがします。行政は幅広く、新しい知識を学び経験を積み地域の防災力向上に貢献していかなければなりません。自衛隊での幕僚活動経験が役に立っております。

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