平素より防衛大学校に対する御支援に感謝申し上げます。
この度、日豪学生交流プログラムの一環として、オーストラリア国防軍士官学校のラグビークラブをお招きし、防衛大学校ラグビー部との国際親善試合を開催できますことは、本校学校長として大きな喜びであり誇りであります。
防衛大学校は自衛隊のリーダーとなるべき若者を育てる場であり、世界でもまれにみる陸・海・空統合の士官学校であります。一方、オーストラリア国防軍士官学校も同様に3軍統合の士官学校として1986年に創立されており、このようなところからともに統合運用を見据えチームワークを重視した、理念を同じくする士官学校として、従来より学生相互の派遣等の交流を深めているところでございます。
このように、国防のリーダーを育成するという崇高な使命を共有する両校において、ラグビーというスポーツが学生たちに長く愛されてきたことは、ラグビーにおけるフェアプレーとジェントルマンの精神が将来のリーダーたる者が備えるべき必須の資質であることと深く関係していると考えます。
今回、数多くの実績と栄光を誇る名門・オーストラリア国防軍士官学校ラグビークラブとの国際交流試合が実現するにいたったことは、我が防衛大学校にとって名誉であるばかりでなく、今後の更なる日豪両国の友好のためにも誠に意義深いことであると信じます。
日本とオーストラリアを代表する若者たちが一つのボールを追いかけ、肉体をぶつけ合い、共に汗を流すことは、言葉や文化の違いを超えた真の友情を育むためのかけがえのない体験になるはずです。そして、こうして育まれた友情が日豪両国のよりいっそうの友好の架け橋となり、ひいてはインド・太平洋地域の平和と安定の礎となることを期待して止みません。
防衛大学校長 國分 良成
防衛大学校ラグビー部 VS オーストラリア国防軍士官学校ラグビークラブ
◆防衛大学校ラグビー部
防衛大学校開校以来、最も早く創設された運動部の一つであり、現在、総勢150人の部員を擁し、関東大学リーグ戦3部に所属。ハードタックルを信条に自らの可能性を信じ、向上心を持って日々練習に励んでいる。
◆オーストラリア国防軍士官学校ラグビークラブ
オーストラリアのキャンベラにあるオーストラリア国防軍士官学校に所属するラグビークラブ。学校創立時に設立された伝統あるクラブで、昨年初めて所属するリーグの頂点を極めるという偉業を成し遂げた。
1 開催日時
(1) 第1試合 令和元年10月14日 14:15~ (開場 12:45)
①14:15~15:45 防衛大学校 vs オーストラリア国防軍士官学校 第1戦
※13:45よりオープニングセレモニー実施予定
(2) 第2試合 令和元年10月18日 14:00~ (開場 11:45)
①12:30~12:50 エキシビションマッチ(女子7人制ラグビー)
自衛隊体育学校 vs オーストラリア国防軍士官学校
②14:00~15:30 防衛大学校 vs オーストラリア国防軍士官学校 第2戦
※13:30よりオープニングセレモニー実施予定
2 試合会場
防衛大学校 ラグビー競技場
3 試合観戦方法 ※募集受付は終了しました。
観戦には事前の申込みが必要です。10月7日(月)までに、下記リンク先より
見学申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、FAX、郵送またはE-mailで
防衛大学校総務課宛てに送付してください(E-mailにより送付する際は、セキュ
リティ上の観点から任意のパスワードの設定をお勧めします。その場合、申請書
とパスワードはそれぞれ別のメールでの送信をお願いします。)。なお、7名以上
の申込みをされる場合は、予め電話にて事前予約を行ってください。
定員に達した際はやむを得ずお断りする場合があります。
█見学申請書(PDF版)
█見学申請書(Excel版)
※入門受付の際に見学申請書の写しが必要です。
□お申し込み・お問合せ先□
防衛大学校総務課 電話番号:046-841-3810(内線2022)
FAX番号:046-843-6236
E-mailアドレス:[email protected]
受付時間:平日 8時30分~12時00分、13時00分~17時00分
4 アクセス
こちらからご覧ください。
5 注意事項
(1) 警備の都合上、当日受付時に本人確認を行います。代表者の方は
見学申請書の写しのほか、身分証(運転免許証、パスポート、健康保険証の
原本等)または学生証を必ずご持参ください。
(2) お車での来校はお断りしております。公共交通機関等をご利用ください。
(3) 手荷物等をお預かりするロッカー等はありません。
(4) 試合中は禁煙とさせていただいております。
(5) 飲酒をされての観戦はお断りしております。
(6) ゴミは各自でお持ち帰り下さい。
(7) その他、禁止事項は以下のとおりです。
・グランド内への物の投げ込み及び立ち入り。
・ペットを連れての観戦(介助犬、聴導犬、盲導犬などを除く。)。
・円滑な試合運営の阻害をしたり、他人に迷惑や危害を与える可能性がある行為。