再就職先企業様と元自衛官の声2023

毎年、数多くの退職自衛官が全国の企業・地方公共団体等に再就職し、新天地でその資質と能力をいかんなく発揮しています。 現在さまざまな業種・職種において活躍中の退職自衛官の方々からのコメントをご紹介します。

令和5年 朝雲(1月12日号)投稿記事

特技を活かして航空事業会社へ転職

【担当部隊 】八戸航空基地隊就職援護室
【氏名】 藤本 芳郎
【再就職会社名】中日本航空株式会社

私は令和4 年 5 月に海上自衛隊を定年退官し、中日本航空株式会社に再就職しました。 弊社 は愛知県の県営名古屋空港に本社を置く航空事業会社です。ドクターヘリをはじめ、物資輸送、報道取材、航空機による調査測量事業など、「 ALL@SKY -ソラノコト全部-」 をキャッチフレーズに全国展開しています。入社の動機は、 30 数年間の自衛隊で培った特技(航空管制)を活かせる仕事をしたいとの思いがあったからです。
仕事の内容は『運航 管理業務』であり、飛行計画(フライトプラン)の受付、所属航空機の離着陸時刻や位置通報等の状況を把握する運航監視、また気象情報や航空機相互間における交通情報の提供などです。特に運航監視卓で は、本社だけでなく全国に及ぶ所属航空機(約 70 機)の運航状況が全て集約されるため、電話や無線が輻輳し多忙を極めます。
現在、私は運航管理補助者としての指名を受けるため、入社後約3か月間の教育期間中です。無線による航空機との交信に関しては前職において慣れ親しんでおりましたが、航空気象という分野で、地上天気図や高層の気圧配置図各種を駆使して解析し、実況と予報を組み立てるといった新たな能力が求められるため、日々勉強に勤しんでいるところです。
これから再就職に向けて準備される方は、未知の職種に飛び込むという選択肢も あると思いますが、私 のように 間接的であっても自衛隊での経験が活かせる分野があれば、入社に際しての不安も少しはやわらぎ、また、馴染んでいきやすいのではないでしょうか。
令和5年 防衛ホーム(1月15日号)投稿記事

陸海空を問わず危機管理を第2の人生の選択肢として

【担当部隊】海上幕僚監部援護業務課
【氏名】天沼 秀俊
【再就職会社名】横須賀市役所

私は令和4 年 3 月に 海上 自衛隊 佐世保警備隊 を最後に退職し、 4 月に横須賀市役所に再就職しました。
横須賀市には以前から自衛隊OBとして、国際交流・基地政策課に 1 名、危機管理課に 1 名が再就職していましたが、私が就いたのは新設の危機管理監という災害対策の計画・調整、防災対策等を担う職です。横須賀市では、今年度から危機管理課をそれまでの市民部から市長室に移管するとともに、危機管理監の職を新設して防災力の向上等を図っているところです。
そのため私は再就職直後から、避難所運営支援体制の見直しを皮切りに様々な防災関連の業務に取り組むこととなりました。
近年は台風や線状降水帯に伴う大雨による災害が話題となっていますが、横須賀市内には大きな河川がなく、梅雨や台風に際して水害のリスクは比較的少ないと 言えます。他方で急傾斜地や崖が多く、大雨になると土砂崩れの危険性があり、これらに対する警戒が必要です。
また市内の米海軍横須賀基地は原子力空母が配備されていることから 、年に 1 回日米合同の原子力防災訓練を実施する等、他にはない取り組みもあります。 防災・危機管理の職は、災害派遣の経験が豊富な陸上自衛隊のOBの方が多く就いておられ、私も退職の数年前は積極的には希望しておらず、海上幕僚監部援護業務課より紹介を頂いてから防災・危機管理教育を受講し、再就職しました。しかし海上自衛隊での様々な経験や日々のオペレーション で触れていた気象の知識は、訓練や計画の作成、台風等の災害への対応等に活かせていると思います。
市民サービスが第一の市町村では、自衛隊のように教育訓練へ大きな時間と人員を割くことは困難であり、限られた時間・参加人員での防災訓練とならざるを得ません。その中でどうすれば有意義な訓練をし、成果をどうフィードバックするかは現役の頃とは異なる課題ですが、自分の自衛隊で培った知見を生かせるという点でやりがいを感じます。退職を控えた方におかれては、陸海空を問わず危機管理を第 2 の人生の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
令和5年 朝雲(2月9日号)投稿記事

「海上自衛隊カレー」で親睦を深めて

【担当部隊 】小月航空基地隊就職援護室
【氏名】 西村 忠信
【再就職会社名】山和建設株式会社

私は現在、堤防の補強工事などの海上工事等を請け負っている、山和建設株式会社(下関市)で、クレーン船の作業員として勤務をしております。
令和4年3月に定年を迎えるまで、主として給養員として護衛艦に乗り組み、乗員たちの胃袋を支えてきました。再就職先についてもやはり調理関係の仕事が 良いのではないかと、漠然と考えていました。そこで定年後の居住先である下関市での援護を担当する小月就職援護室の方々に相談をさせて頂きました。自衛隊援護協会主催の合同企業説明会 に調理関係の募集があるかもしれないので 参加してみてはどうだろうか、という方向性となりました。
合同企業説明会では多種多様な企業様と出会うことができました。もちろん最初は調理関係の仕事を念頭においては いたのですが、定年後の居住先近傍に本社を構える 弊社 から、社会的なインフラを支える重要な工事を担っているといった話を伺うなかで、やはり海で働ける仕事が自分には合っているのではないかと考えました。また、仕事で使う作業服やヘルメット、長靴からはじまって工事の際住み込むことになるクレーン船上で個室や食事まで無料で支給されるなどの点が好印象であり応募することにしました。
むろん、長期間に及ぶ海上工事の仕事は楽なものではありませんでしたが、長年の護衛艦での勤務と生活スタイルが同じような感じだったので、環境への適応は問題 ありませんでした。なにより自分の調理の腕を活かして、クレーン船での調理員の役割を か って出て、毎週金曜日に「海上自衛隊カレー」を振る舞ったりすることで、会社に溶け込むことができ、人間関係の構築もスムーズにできた様に思います。
最後に、よく自衛隊と民間は違う、と言われますがその通りで、休みが少なかったり、人間関係が大変だったりといったことは実際に感じます。しかし、ノビノビと働けるなど良い部分も多くありますので、自衛隊で培った経験を活かして適応していくことが大事だということをお伝えしたいと思います。
令和5年 防衛ホーム(3月15日号)投稿記事

在職中に培った体力、気力を土台に

【担当部隊 】下総就職援護室
【氏名】 Y氏
【再就職会社名】日本管財株式会社

私は令和4年3月に定年退職し、日本管財株式会社に就職させて頂きました。在職中は航空機整備職だったので、定年後は機械整備や点検に関わる仕事が良いな、と漠然と思っていたところ、中級管理講習がありました。その際会社を見学し、会社の概要や設備管理の仕事の内容の説明があり、「定年後にやってみたいな」と意欲的な気持ちを持つことができました。援護室に希望している内容を相談したところ、設備管理の仕事を紹介していただき、希望と重なる部分があったため、再就職先に選び、順調に決定致しました。
弊社は総合ビルメンテナンス業に携わっており、設備管理、警備、清掃管理など様々な事業を展開し、建物を利用する全ての方に快適に過ごして頂くサービスを提供しています。現在私は、学校教育施設で、設備管理員をしています。電気設備、空調設備、給排水設備等の点検や補修、修繕等、中央監視業務を担っています。
業務はチームで動くことが多いため、円滑なチームワークが保てるよう協調性を大切にしコミュニケションを取るようにしています。安全で確実な業務の遂行のために、「報、連、相」を肝に命じて実行しています。
修繕の依頼の際には、電話対応で不具合の要点を具体的に聞き出し、無駄のない迅速な対応が求められます。当初は、電話対応に戸惑う場面もありましたが、先輩方からの温かい御指導のおかげで、慣れていくことができました。
在職中に培った体力、気力は仕事をする上で土台となるものなので、今後も健康第一に業務に取り組んでいきたいと思います。また自分自身のスキルアップのため、設備管理に関する資格取得を目指しています。今後定年を迎える皆さんは、自身の将来的ビジョンを見据えて早目の対策をお勧めします。再就職は不安かと思いますが、在職中に経験した数々の困難を乗り越えた自分を思い出し、新しい職場に飛び込んでみて下さい。
援護室の方々には御尽力頂き、御礼申し上げます。
令和5年 朝雲(3月16日号)投稿記事

「成功は段取り8割」

【担当部隊】函館航空基地隊就職援護室
【氏名】坂井 映滋
【再就職会社名】知内町役場総務課総務係防災専門員

私は、令和4年3月に定年退官し、自衛隊函館地方協力本部道南地域援護センター及び海上自衛隊函館基地隊就職援護室のご尽力により同4月、函館市近傍の知内町役場に採用して頂きました。
知内町は面積196.75㎢で人口は4,000人弱、東側は津軽海峡に面し西側は山地に囲まれた農業・漁業が盛んな町で、ニラ、牡蠣、真子鰈(マコガレイ)が名産です。その他に北海道新幹線が通る青函トンネルの出入口であり、演歌歌手の北島三郎さんの出身地でもあります。
役場での私の業務内容は、「防災専門員」として地域防災、国民保護、危機管理等に関することであり、各町内会の自主防災組織が実施する訓練のお手伝いや、地域住民の更なる防災意識の高揚を図るために防災講話も行っています。特に最近は「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震」について、津軽海峡に面するわが町としては沿岸地域を中心に大きな被害が見積もられており、防災設備の整備や「公助」に頼らない「自助」「共助」への住民の意識改革による防災・減災対策を喫緊の課題として取り組んでいるところでもあります。
定年を迎え、再就職をするにあたり、新しい勤務先で人間関係を原因として退職してしまう方も多いと聞きますが、私の就職先では私の海上自衛隊で培った知識と経験を尊重してくださり、大変良い環境で勤務できております。退官された諸先輩からは「1年生のつもりで」「謙虚に」とのアドバイスを頂いており、現在の環境に甘んじることなく、今後も気を引き締めて勤務していきたいと思います。
冒頭にも述べましたが、私が現在の職場に再就職できたのは、地域協力本部及び就職援護室のご尽力によるところが大きく、この紙面をお借りし厚く御礼申し上げます。再就職に向けて様々な資格を取得することも大切ですが、採用してもらえるところがなければ就職はできません。職種・地域・収入・保有資格と、好条件な再就職を望むのであれば、就職援護室等の担当部署に早め早めに相談することをお勧めします。定年退職する日はアッという間にやってきます。「成功は段取り8割」「(準備の)アクセルを早く踏みなさい!」です。皆様のご検討をお祈りいたします。
令和5年 朝雲(4月13日号)投稿記事

自衛隊で培ったスキルを活かせる職場を見つけることが大切

【担当部隊 】舞鶴地方総監部援護業務課
【氏名】 石川 裕喜
【再就職会社名】フジトランスポート株式会社

私は令和元年9月に海上自衛隊舞鶴教育隊に入隊、教育隊修業後「護衛艦みょうこう」の機関科ガスタービン員に配属され、令和4年9月に任期満了退職し、フジトランスポート京都支店に大型長距離乗務員として入社しました。
弊社は昭和53年に設立し、保有トラック30台からスタートし、現在ではトラック保有数2,430台、従業員数がグループで2,838名まで成長を遂げました。大型トラックでの長距離幹線輸送の会社であり、全国に68拠点、グループでは全国に118拠点を有し、「フジグループのネットワーク」により、お客様の荷物を「安全に」「確実に」「迅速に」輸送すること、「従業員の働きやすさを最優先する」ことなどを企業理念とする会社です。
私の業務内容は長距離ドライバーで、主に夜間の高速道路を使用した、主要都市間の郵便物輸送、航空貨物輸送、メーカー製品輸送です。多い時では1日の走行距離は500kmを超えることもあります。深夜帯の運行で大変なこともありますが、日本経済を支える物流企業に所属する責任感とやりがいを持って日々の業務に従事しています。
私が海上自衛隊での3年間の勤務を通じて身に付けたことは、「礼儀正しさ」と「即応力」です。特に「即応力」に関しては、実際の現場で非常事態が起きた時などに柔軟かつ適切に対応するためにとても大切なスキルであり、自衛隊で培った技能は、現在の職務の長距離運転に必要な「安全、迅速、確実」を支える柱となっています。あわせて、自衛隊在籍時には、上司や同僚と積極的にコミュニケーションを取ることで、業務を円滑に実施できる職場環境作りにも努めてきましたので、現在の職場においても生かすことができています。
私が、今後退職し再就職をする皆さんに伝えられることは、「自衛隊で培ったスキルを活かせる職場を見つけることが大切」であるということです。再就職活動においては計画性を持って行動するとともに、部隊の上司や援護業務課の担当者と情報共有をしっかりとしておくことが重要であると考えます。
令和5年防衛ホーム(5月15日号)投稿記事

自衛官の特性としてのまじめさ、協調性等の長所を生かして

【担当部隊 】呉監援護業務課
【氏名】妹尾 雅充
【再就職会社名】株式会社サーベイリサーチセンター

私は令和3年12月9日に海上自衛隊を定年退職し広島県広島市にある株式会社サーベイリサーチセンター広島事務所に呉監援護業務課の紹介により就職しました。
退職前は衛生職種として自衛隊呉病院の医事課で勤務しておりましたが、所有免許に関係する医療の実業務からは長期間離れていたため、医療系での再就職は難しいと考え、事務系の職種への再就職を希望し援護業務課へ相談したところ、私を担当して頂いた方から、弊社を提示され、以後就職まで支援をして頂き順調に再就職することができました。
私が就職した、株式会社サーベイリサーチセンターの紹介をしたいと思います。弊社は全国15ヶ所に拠点があり、主に国や地方自治体が実施する各種調査(世論・計画分野)、道路計画・交通計画等の基礎情報の収集や交通統計に関わる調査やインフラ等の点検業務(都市・交通分野)、マーケティング戦略構築に関わるリサーチ業務や民間企業や官公庁・自治体に対するコンサルティング業務(マーケティング・リサーチ分野)等、主に3つの分野への調査サービスを行っている会社です。広島事務所には、経理課、企画課、調査1課及び調査2課があります。その中で私は調査2課に所属しており、交通量等調査のデータ集計等の業務に従事しています。主に内勤の事務職ですが、時に現場に出て監督員や調査員として調査業務に携わることもあります。色々な調査業務がありますが、皆さんが一番目にする機会の多いものとしては交差点等で調査員がカウンターを使用して車両や歩行者等の数をカウントしている交通量等の調査でしょうか。これらの調査は交通動向を把握して道路標示や信号サイクル等、交通インフラ整備の基礎資料となります。
また調査1課では主に点検業務を実施しており、業務内容としては河川工事に伴う井戸の水質変化の有無を調べる利水調査、道路ののり面やその奥の斜面等に土砂崩れ等の恐れが無いか、または以前崩れた場所に危険がないかなどを調べ記録する道路防災等の業務を行っています。これらは生活の安全を下支えする重要なデータ収集業務です。この業務は現地に直接行き、目視点検する仕事なので、体力に自信のある方やデスクワークより屋外で体を動かしたい方には向いていると思います。 自分の行っている仕事が、生活環境の向上や危険予防の一助になっていると考えると実に遣り甲斐のある仕事だと思います。  私が再就職する際にこれだけは必ず守ろうと決めていた心構えがあります。それは、「自衛官の時にどのような立場で、どのような仕事をしていようと、新たな職場では何も知らない新人である。」という事です。よく言われている事ではありますが、初心に帰り頑張るという事は第二の人生においては大事な事ではないでしょうか。背伸びをすることなく、誠実に頑張ることで新しい職場環境に溶け込める事ができたのは、自衛隊の集団生活の中で培われてきた様々な事が身に付いていたからだと思っております。
 これから退職し再就職される皆さん。就職にあたってはまず自分が何をしたいかよく考えておく事が必要だと思います。自分自身、人に言えるほど考えていたわけではなく、偶然のタイミングに救われた面が少なからずあります。しかし、退職する年齢だと希望の仕事に就く事すら難しい時代ですので、自分に何ができるか、或いは何がやりたいかという事は考えておくべきだと思います。そして、どんな仕事であれ就職後は職場の方針や環境に早く馴染み、会社の役に立つため自分のできる事を精一杯努力することが大切だと思います。
最後になりますが、今後退職される皆様におかれましては、健康には十分留意し、新しい職場で健闘されることをお祈りいたします。
令和5年朝雲(5月18日号)投稿記事

自衛官の特性としてのまじめさ、協調性等の長所を生かして

【担当部隊 】那覇航空基地隊就職援護室
【氏名】有田 初男
【再就職会社名】弘済企業株式会社

私は、令和4年4月に36年間の自衛隊生活を終え、第二の人生を歩んでおります。再就職するに当たり、勤務経験や資格が生かせる地元石油関連企業への就職活動を行っていたところ、現在の会社を紹介頂き入社に至りました。
弘済企業株式会社は、防衛省職員・家族の福利厚生、自衛隊の戦力維持及び退職隊員の福祉に寄与という使命(経営理念)のもと、本社を東京に構え、保険事業は、防衛省団体傷害保険、火災保険、がん保険を取扱い、私が所属する石油事業は、全国に10箇所の出張所を構え、石油元売会社・商社から防衛省向け石油類の販売・納入業務の一部を受託し、契約関係書類の作成、自衛隊への納入代行業務に従事するほか、民間航空(青森・三沢・花巻)において航空機への給油業務を行っている会社です。 私は、沖縄出張所に所属し基地等への艦船・航空機燃料のタンカー・ローリー納入の計画・調整、立会いに携わり、定年後も自衛隊の活動支援に寄与することができ、やりがいを持って勤務しております。
就職活動を行うに当たり援護担当者から、希望勤務場所、職種、年収等を問われ、漠然としていましたが、「何のために働く?」と自問したところ、収入確保、生きがい、社会参加、能力発揮を考慮し、「数十年後の自分の姿を描く」ことで、自分に適した就職やライフプランを考えることができました。
これから退職を迎える皆さんへ、援護講習において、「企業は、自衛官だから皆さんを採用するのです。自衛官の特性としてのまじめさ、協調性等の長所を生かして下さい。」と励ましの言葉を頂きました。自衛隊で培った気質を生かし自信を持って第二の人生を歩んで頂きたいと思います。
令和5年朝雲(6月15日号)投稿記事

定年退職後の再就職は、自分の意識次第で大きく変わる

【担当部隊 】鹿屋航空基地隊就職援護室
【氏名】櫨木 義人
【再就職会社名】株式会社IHIジェットサービス

私は、平成27年11月に定年退官し、退職後の再就職先を探していたところ、就職援護室の方に親身に援護してもらい、翌年1月に株式会社IHIジェットサービス(以下、「IJS」という。)に再就職することが出来ました。私が勤務する鹿屋IJSは、海上自衛隊鹿屋航空基地内に所在しております。
IJSは、海上自衛隊が運用する航空機を整備するために使用する整備用機材の校正検定することを業務としています。航空機を安全に運用するためには、航空機を整備するための工具、計測器が必要となりますが、海上自衛隊の航空機等整備用機材整備基準に「計測器は、校正検定に合格し、かつ定められた有効期限内にあることを確認した上でなければ航空機等の整備に使用してはならない」と定められており、大変重要な業務であります。 入社後は、基準となる機器の座学、技能講習、実技訓練等3か月間の教育訓練を受け、技能検定1級の資格を取得後、各事業所に配属となります。配属後の業務は、部隊で使用する計測器等を、基準となる器具と比較して精度上の誤差を確かめ、精度要求条件に合致しているか否かを判定し識別表示する業務であり、大きな責任と何よりもやり甲斐を感じる職種です。
定年退職後の再就職は、自分の意識次第で大きく変わります。積極的に資格を取得する、興味ある職場の先輩方のアドバイスを受ける、また就職援護室に早めに相談して再就職活動を始めるという気持ちが大切になってくると思います。更に一般社会の方々と関わる機会をつくることは、自分を成長させる機会にもなります。
再就職後、早7年となりますが、これからも海上自衛隊航空機整備の一端に携わる一社員として、責任感を持って職務、社会に貢献したいと思います。

動画で見る再就職先企業様

  • アマゾンジャパン合同会社様
  • 朝日航洋株式会社様