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統合作戦司令官から皆様へ

2026年

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    着任のご挨拶

     統合作戦司令部のホームページをご覧いただきありがとうございます。
     令和8年3月23日付をもちまして第2代統合作戦司令官に就任しました俵海将です。
      一言着任の御挨拶を申し上げます。

     私は、第2代統合作戦司令官として、統合作戦司令部創設以来の精神的拠り所である「一源三流」の精神を引き続き実践し、初代統合作戦司令官・南雲空将が築いた礎をさらに発展させ、より精強な統合作戦司令部を目指してまいります。

     世界は、これまで以上に不確実で予測のつかぬ荒波の真っただ中にあります。平時から急速に有事へと変化し得る安全保障環境。情報科学技術の急速な実装による、陸・海・空・宇宙・サイバー・電磁波領域、認知領域を含む情報戦にまで広がった安全保障上の活動領域。そして、意思決定を中心に飛躍的に高速化する対応。戦いの形は大きく変わり、もはや物理的な領域との境界は消えつつあります。
     また、首都直下地震、南海トラフ地震、台風や豪雨など、予見が困難かつ激甚化する災害への万全の備えは、喫緊かつ継続的な課題です。

     昨今の激変する安全保障環境、大規模災害発生のリスクなど、私たちは新たな時代に適合すべく、さらに速度を上げ、常に実力を磨き続け、任務を遂行しなければなりません。

     統合作戦司令部は、政府・関係省庁・内部部局・統合幕僚監部との連携、同盟国である米国、共通の価値観を有する豪州、フィリピン、欧州諸国、インド等、同志国との連携、そして各メジャーコマンドとの連携を引き続き強化し、我が国の防衛力を真に強固なものとしてまいります。

     統合作戦司令部は国民の皆様の負託に応え得るよう努力をしてまいります。
     皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

    令和8年3月23日 統合作戦司令官 俵 千城
  • 離任のご挨拶

    皆様こんにちは。
    この度、3月23日に統合作戦司令官を辞し、退官することになりました。
    日頃より本ホームページをご覧の皆様に、一言ご挨拶申し上げます。

    先ず、昨年3月の統合作戦司令部の創設に際しては、多くの方々のお力添えを賜りました。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。
    また、平素より統合作戦司令部の活動に深い御理解を賜り、誠にありがとうございます。

    創設以来、統合作戦司令部では、「発生した事態へのシームレスな対応」、「領域横断作戦に係る実効性の向上」、「関係国・同志国との連携の強化」を主たる目標として、統合作戦司令部の態勢構築及び能力の向上に当たってまいりました。

    この間、欧州では、ロシアによるウクライナへの侵攻が継続し、中東では、イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突に加え、昨今、米国・イスラエルとイランとの間で武力を伴う事態が発生、インド太平洋地域においては、中国が「正義使命2025」と称する演習に代表される大規模な演習を実施するなどその活動規模や範囲を拡充しています。

    このように、国際情勢は極めて厳しく、我が国の安全保障環境にも大きな影響を及ぼしている中、欧州や中東で生起している事態と同様の事態がインド太平洋地域で生起しないとは言い切れない状況です。

    戦争に必要なコストは、抑止のコストと比較にならない程大きなものとなります。我々は、インド太平洋地域、とりわけ我が国周辺を含む東アジアにおいて同様の事態が生起しないよう抑止のための努力を惜しんではなりません。

    我が国の安全保障の一翼を担う統合作戦司令部は、引き続き人を育て、組織を鍛え、抑止力・対処力を向上させ、国民の皆様の負託に応え得るよう努力を続けてまいります。

    統合作戦司令官の後任には、私が信頼を寄せる副司令官の俵海将が2代目統合作戦司令官として着任致します。新司令官の下、統合作戦司令部が一丸となってさらに発展してくれるものと確信しています。

    皆様におかれましては、引き続き統合作戦司令部の活動に御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
    結びに、皆様のご健勝とご多幸を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

    令和8年3月13日 統合作戦司令官 南雲 憲一郎
  • 令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)について

    今日の世界を俯瞰すれば、ロシアによるウクライナへの侵攻、エスカレーションのリスクを孕む不安定な中東情勢、中国による東シナ海・南シナ海での現状変更の試みなど、安全保障環境は戦後最も厳しく複雑な状況にあります。世界の安全保障は密接に連携しており、離隔した地域の情勢も我が国の安全保障に影響を及ぼす可能性は否定できません。
    このような情勢下で、自衛隊が果たすべき使命は、事態を未然に防ぐ「抑止」と、万が一事態が発生した際には、防衛大臣の命令の下、主たる責任をもって国民を守り抜く「対処」にあります。ひとたび有事となれば、その損失は計り知れません。「戦わずして勝つ」。平素からの抑止力の強化のための弛まぬ努力こそが、結果として国家の負担を軽減することとなります。
     抑止力を強化するため、以下の3点が重要となります。

    ①我が国自身の防衛態勢の強化
    自衛隊が強くなること自体が抑止力となります。防衛力の着実な整備に加え、精強な部隊の練成、隊員の育成を通じ、統合運用能力などを強化します。

    ②日米共同態勢の強化
     強固な日米同盟は、我が国の安全保障政策の基軸です。作戦レベル・戦術レベルなどあらゆるレベルにおいて米軍と緊密な連携を図り、共同対処能力を実効的なものへと強化します。

    ③同志国との連携強化
     米国に加え、価値観を共有する豪州を始めとした同志国との協力関係を強化します。指揮官間及び幕僚間の緊密な意思疎通等を通じ、日豪、日米豪など多様な連携を強化します。

    令和7年度日米統合共同演習(指揮所演習)には、米軍及び豪軍が参加します。統合作戦司令部は、本演習を通じて、自衛隊の統合運用及び日米共同対処について演練し、共同統合運用能力を向上するとともに、日豪、日米豪の連携をより一層強化し、抑止力の強化に寄与します。

    統合作戦司令部は、国民の負託に応えるべく、平素より不断の努力を積み重ねていきます。

    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ①我が国の防衛態勢の強化(水陸両用作戦訓練)
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ①我が国の防衛態勢の強化
    (艦内における指揮所活動訓練)
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ①我が国の防衛態勢の強化(基地警備訓練)
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ②日米共同態勢の強化
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ②日米共同態勢の強化
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ③同志国との連携強化
    令和7年度日米共同統合演習(指揮所演習)
    ③同志国との連携強化
  • 年頭のご挨拶

    謹んで初春のお慶びを申し上げます。
     本年が皆様にとって良いお年となります様、心より祈念申し上げます。
     統合作戦司令部は昨年三月に発足致しました。発足にあたり、多くの方々から賜りましたご支援・ご協力に改めて感謝を申し上げます。
     発足以来、統合作戦司令部は部隊とともに様々な任務に当たるとともに、部隊としての能力の伸展を図ってまいりました。
     本年も国民の皆様の負託に応えるべく一源三流の精神を基軸とし、隊員一丸となって職務に精励してまいります。
     引き続き、防衛省・自衛隊の活動へのご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

2025年

  • 令和7年度自衛隊統合演習(07JX)

    戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、国民の皆様の命と平和な暮らしを守り抜く。
     この責務を果たすべく、統合運用の実効性を強化するため、情勢の推移に応じシームレスに対応すること、領域横断作戦を実行し得る統合運用態勢を確立すること、インド太平洋地域に関係する同盟国・同志国との連携を強化することを目指し、本年3月24日、我々統合作戦司令部は発足しました。

    「2027年までに、我が国への侵攻が生起する場合には、我が国が主たる責任をもって対処し、同盟国等の支援を受けつつ、これを阻止・排除できるように防衛力を強化する」。
     これは、国家防衛戦略が示す、今後の防衛のあり方における核心です。これを達成するためには、現状に満足することなく、統合作戦司令部、そして統合作戦部隊として弛まぬ訓練を重ね、陸・海・空・宇宙・サイバー・電磁波の全ての領域の能力を融合させる領域横断作戦に係る練度を向上させるとともに、米・豪をはじめとする同盟国・同志国との連携をより一層強化し、相互運用性を向上させる必要があります。これらを目的とし、防衛大臣の命を受け、令和7年度自衛隊統合演習(07JX)を実施しました。

    07JXの実施に当たっては、関係者の皆様の多大なるご理解・ご協力を得ることができ、お陰様で大変充実した訓練を実施することができました。我が国の防衛は、自衛隊の力のみで成り立つものではありません。国民の皆様のご理解・ご協力があってこそ、私たちは責務を果たすことができます。
     この場を借りて深く感謝申し上げます。

    統合作戦司令部は、これからも国民の負託に応え、国民の皆様の命と平和な暮らしを断固として守り抜くため、より一層精進していく所存です。

  • 統合作戦司令官-着任のご挨拶

    統合作戦司令部のWEBサイトをご覧の皆様、令和7年3月24日付をもちまして、統合作戦司令官に就任しました南雲空将です。
     本日、統合作戦司令部は、ここ市ヶ谷に約240名の態勢をもって発足いたしました。
     我々の任務は、国民の命と平和な暮らし、そして、我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜くため、平素から有事に至るまでシームレスに事態に的確に対応することにあります。
     この重要な任務、責任、役割を防衛大臣の指揮の下、的確に果たすべく、より精強で健全な部隊を不断に追求して参ります。
     統合作戦司令部は、防衛省・自衛隊の一翼を担う責任ある部隊として、先達が築き上げてきた礎の上に立ち、新たな歴史を一歩一歩着実に歩んでいく所存です。