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<VOICE>新任地、宮古警備隊で勤務して

陸上自衛隊宮古警備隊(沖縄県宮古島市)
渉外陸曹 2等陸曹 池原 慶昭(いけはら のりあき)

19(平成31)年3月宮古警備隊が新編され、私は部外との連絡・交渉を行う渉外陸曹として勤務することになりました。

私は宮古島出身隊員として、自衛隊と地域の皆様との架け橋となれるよう、地域の方や協力者の方と積極的に関わり、私達のことを知っていただくことに努めました。また、隊として初めての災害派遣となる「廃油ボールの回収に伴う災害派遣」など、2度の災害派遣にも出動し、地域のために力になることができたと思います。私生活においては世界大会のトライアスロン宮古島大会をはじめ、地域の陸上競技大会などのスポーツイベントへの参加や、海岸の清掃活動、地域行事の支援などのボランティア活動を通じ、地域の方と関わっていく中で、少しずつ打ち解けていくことができました。気づいた頃には、島民の方から「自衛隊が来て良かった」といった声も頂くようになり、新編1年となりますが勤務してきて良かったと感じています。

島民の皆様と関係が徐々に構築され、自衛隊に対する理解者や協力者の方が増えていくことは、警備隊だけでなく地域にとっても望ましいことだと思います。私は、この関係性を大切にし継続していけるよう心掛け、また、一層理解が広がっていくように努めていきたいと思います。

最後に宮古島で勤務できることに感謝し、島民の皆様の期待に応えられるよう、また、各部隊の模範となれるよう日々努力していこうと思います。

研修者に対し駐屯地の説明をする筆者

研修者に対し駐屯地の説明をする筆者

トライアスロン宮古島大会のゴールにて

トライアスロン宮古島大会のゴールにて