宇宙作戦群第1宇宙システム管理隊 府中 システム管理班員 3等空曹 佐藤 泰成(さとう やすなり)
広大な宇宙空間を監視する任務は、地上のシステムによって支えられています。
私の任務は、宇宙状況把握運用システムの24時間365日の安定運用を継続させることです。日々の主な業務は、システムの維持管理、高度な専門性を持つ民間企業との各種調整や作業監督、サイバー攻撃の監視に至るまで多岐にわたります。これらの業務が、わが国の「宇宙の安全保障」を根底から支える基盤となっています。
現代の宇宙領域は、もはや単独では語れません。近年、ウクライナ侵略の際に見られた衛星通信網への大規模なサイバー攻撃が示すとおり、宇宙とサイバーは切り離すことのできない領域として一体化が進んでいます。システムへのサイバー攻撃は、私たちの任務遂行に多大な影響を与え、宇宙空間の安定利用にも致命的な空白を生じさせます。そのため、初度対処を含めたサイバー防衛の重要性は日々高まっており、現場では常にサイバー部隊等との連携を重視し、監視態勢を万全にしています。
現代戦において、陸・海・空領域における高度な作戦運用には、宇宙領域の持続的かつ安定的な利用が必要不可欠です。この「領域横断作戦」の要である宇宙領域の任務を、システムの運用という側面から下支えできることに大きなやりがいを感じています。今後も、国家防衛の根幹となるシステムを継続して運用させるため、日々の任務に邁進していきます。

第1宇宙システム管理隊での勤務風景