2025年、英国は空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を旗艦とする空母打撃群(CSG25:Carrier Strike Group 25)を地中海などを経由し、インド太平洋地域に展開しました。わが国には、8月~9月まで、英空母のほか、英国海軍駆逐艦「ドーントレス」、ノルウェー海軍フリゲート艦「ロアール・アムンセン」が寄港しました。なお、ノルウェー艦艇のわが国への寄港は、今回が初めてです。
今回の寄港を捉えて、日英米豪西諾共同訓練などの様々な防衛協力・交流が行われました。特に、自衛隊による英国軍に対する初の警護や英軍F-35Bの海自護衛艦「かが」への初の着艦が実現するなど、日英の部隊間の相互運用性が向上し、より一層緊密な連携が可能となったことを示しました。また、英空母の横須賀寄港中は、石破総理(当時)による視察が行われたほか、東京寄港中は、空母艦上でフォーラムや艦内特別見学なども行われました。

石破総理(当時)の英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」視察
前回のCSGの日本寄港は2021年で、約4年ぶりの寄港となりました。わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさと不確実性を増すなか、この寄港は、インド太平洋地域の平和と安定に貢献するという英国およびノルウェーのコミットメントを示すとともに、日英、日ノルウェー安全保障・防衛協力を一層強化し、わが国の安全保障に資するものです。防衛省・自衛隊は、今後も基本的価値と戦略的利益を共有する同志国と共に、引き続き緊密に連携してまいります。

英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」東京入港