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<解説>南西防衛体制の強化

南西地域については、その全長が約1,200kmにも及ぶ広大な地域であり、平素から警戒監視を含めて必要な態勢を保持している一方、2016年3月に与那国島(沖縄県)に駐屯地が開設されるまでは、沖縄本島以外には陸自の部隊が配置されていませんでした。こうした南西地域の陸自の部隊の空白状況を解消すべく、2019年3月、宮古島(沖縄県)や奄美大島(鹿児島県)に駐屯地を開設し、2023年3月には石垣島に石垣駐屯地(沖縄県)を開設しました。2024年3月には勝連分屯地(沖縄県)で地対艦ミサイル部隊を新編したほか、今後も、防衛力整備計画などに基づき、南西地域の防衛体制強化のため、沖縄県の第15旅団の師団への改編などを計画しており、目に見える形で防衛体制を強化していきます。

第7地対艦ミサイル連隊(勝連分屯地)の新編行事において、隊旗を授与する鬼木副大臣(2024年3月)

第7地対艦ミサイル連隊(勝連分屯地)の新編行事において、
隊旗を授与する鬼木副大臣(2024年3月)

新編行事において栄誉礼を行う第7地対艦ミサイル連隊の隊員(2024年3月)

新編行事において栄誉礼を行う第7地対艦ミサイル連隊の隊員
(2024年3月)