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第III部 防衛目標を実現するための3つのアプローチ

2 米軍等の部隊の武器等防護(自衛隊法第95条の2)の警護の実績

自衛隊法第95条の2の規定に基づく米軍等の部隊の武器等の防護として、2022年は、弾道ミサイルの警戒を含む情報収集・警戒監視活動の機会に、米軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が4回、共同訓練の機会に、米軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が18回、豪軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が4回、米軍の航空機に対して自衛隊の航空機が5回、合計31回の警護を実施した。

また、2022年11月には初めて日米豪3か国が連携した形で実施した。これは、日米豪共同訓練の機会に、海自艦艇が米海軍及び豪海軍の艦艇に対して警護を実施したものであり、日米豪3か国の部隊間での相互運用性が向上し、より一層緊密な連携が可能となった。

日米豪共同訓練に参加する海自艦艇(右奥)(2022年11月)

日米豪共同訓練に参加する海自艦艇(右奥)(2022年11月)

参照II部6章3項7(米軍等の部隊の武器等の防護)資料23(米軍等の部隊の武器等防護の警護実績(自衛隊法第95条の2関係))