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<VOICE>活躍する即応予備自衛官、予備自衛官等雇用主の声

第31普通科連隊第2中隊 即応予備陸士長
安彦 就平(あびこ しゅうへい)

夢を追い自衛隊を退職した後、「困難に何もできない自分が嫌だ。」と思い、予備自衛官を志願し、その2年後に即応予備自衛官になりました。

現在は、納期が決まっている仕事をしている関係上、年間30日間の訓練に参加するためには、職場の上司や同僚の理解が不可欠です。訓練に参加できるよう調整をしていただける職場の皆様には大変感謝しております。

即応予備自衛官の訓練に参加し、忙しい中でも体力錬成の時間を作り、災害派遣などの実招集に備えている先輩方を見て、大きな刺激を受けました。また、新規採用の即応予備自衛官へのサポート体制もあり、わからないことが多いながらも、初年度から安心して訓練を受けることができたことにも感謝しています。

これからも年間30日間の訓練出頭を目指し、職場の理解を得ながら、体力と技能の向上を図り、即応予備自衛官としての職務に邁進していきたいと思います。

射撃の訓練に参加する筆者

射撃の訓練に参加する筆者

三喜工業株式会社 代表取締役  菊池 英喜(きくち ひでき)

弊社は、北海道札幌市西区に本社を置き、土木工事、冬季は除排雪業務を行っております。創業以来、お客様の信頼と満足の確保を優先させ、一貫して「真心のある施工」をモットーに事業活動を展開しております。

弊社では現在、土木作業員として4名の即応予備自衛官が在籍しております。以前、自衛官として活躍していた社員も複数名おり、土木作業員や重機運転手、現場代理人として活躍しています。土木作業を行う現場では、危険を伴う作業や場面が多々ありますが、訓練で培われた体力や精神面、経験を活かして業務に励んでおります。有事に備え、訓練を行いつつ仕事に励むという事は、決して簡単な事ではないと思います。社業と訓練を両立する姿を見ていて、大変誇りに思います。

弊社は、今後も即応予備自衛官の雇用を通して、社会に貢献していきたい所存です。

三喜工業株式会社にて筆者近影

三喜工業株式会社にて筆者近影

※両名の雇用関係については、関係はございません。