災害時(さいがいじ)に活躍(かつやく)する自衛隊(じえいたい)

災害(さいがい)派遣(はけん)について

自衛隊(じえいたい)は、自衛隊法(じえいたいほう)に基(もと)づいて様々な活動をおこなっており、災害(さいがい)に対する行動としては、大きく「災害(さいがい)派遣(はけん)」「地震(じしん)防災(ぼうさい)派遣(はけん)」「原子力災害(さいがい)派遣(はけん)」の３種類を定めています。

　これを基(もと)に自衛隊(じえいたい)は、自然災害(さいがい)をはじめとする各種災害(さいがい)の発生時に、地方公共団体(だんたい)などと連携(れんけい)・協力し、国内のどの地域(ちいき)においても、被災者(ひさいしゃ)や遭難(そうなん)した船舶(せんぱく)・航空機の捜索(そうさく)・救助、水防(すいぼう)、医療(いりょう)、防疫(ぼうえき)、給水、人員の輸送(ゆそう)といった様々な活動を行っています。

初動対処(たいしょ)部隊の名称(めいしょう)の付与(ふよ)について

　東日本大震災(だいしんさい)の対応(たいおう)において、防衛省(ぼうえいしょう)・自衛隊(じえいたい)は、発災(はっさい)当初から、被災者(ひさいしゃ)の救助等(など)に全力で取り組み、未曾有(みぞう)の大災害(さいがい)に一体となって取り組みました。

その教訓をもとに日本各地で発生する様々な自然災害(さいがい)に対して、防衛省(ぼうえいしょう)・自衛隊(じえいたい)は、全国各地の駐屯(ちゅうとん)地等(など)に、災害(さいがい)発生時において迅速(じんそく)に国民の生命と財産(ざいさん)を守るための初動対処(たいしょ)部隊を待機させています。

　今般(こんぱん)、この常時(じょうじ)即応(そくおう)できる態勢(たいせい)で待機している初動対処(たいしょ)部隊に対し、国民の皆様(みなさま)にも分(わ)かり易(やす)く、もっと安心感を持って頂(いただ)くため

「FAST-Force（ファスト・フォース）」という名称(めいしょう)を付けることとしました。