期間 | 令和3年8月27日~令和3年9月14日 |
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場所 | モンゴル陸軍司令部(中央県) |
支援対象 | モンゴル軍工兵部隊等47名(うち5名は本事業により養成した教官5名) |
参加要員 | 防衛政策局参事官付1名、陸上自衛官9名 |
本事業はモンゴル軍工兵部隊のPKO派遣に必要な道路構築分野における人材育成に貢献することを目的として、平成26年から支援を開始しました。
第1フェーズの3年間では、土地の測量から道路の設計、砂利舗装及びアスファルト舗装までの道路構築教育を実施しました。
平成29年からの第2フェーズでは、様々な現場の状況に対応できるよう、より高度な技術を習得させるべく、排水設備(暗渠)を含む道路構築教育を実施するとともに、今後、モンゴル軍独力で道路施工ができる体制を整備するため、教官養成も実施しました。
第3フェーズ初年度となる今年度は、コロナ禍での初の派遣事業となりましたが、派遣された自衛官9名は隔離期間中においても、滞在先のホテルの自室からモンゴル軍工兵部隊に対してオンラインで事前の教育指導を行いました。隔離期間が明けた9月3日にモンゴル陸軍司令部において開講式が行われ、道路構築全般を自立的に実施し得る能力を付与するため、道路構築教育への補佐・指導を実施すると同時に、測量に関する技術支援も行いました。
現地でも、適切なマスクの着用や手指消毒の徹底といった標準的な感染予防策に万全を期した上で活動し、派遣された自衛官9名は無事に活動を終え、帰国しました。