災害派遣｜2020（令和2）年

5月の災害派遣実績

概要

令和２年５月２９日（金）、北海道瀬棚郡今金町の山中において、男性１名が行方不明となり、警察・消防等が捜索するも発見に至らなかったことから、３１日（日）０１時４５分、北海道知事から陸上自衛隊第２８普通科連隊長（函館駐屯地）に対して、行方不明者捜索に係る災害派遣要請。

  • ３１日（日）０６時１６分以降、第２８普通科連隊（函館駐屯地）が行方不明者の捜索活動を実施。
  • ３１日（日）１４時１７分頃、道の防災ヘリが行方不明者を発見したことから、同日１９時００分、北海道知事から撤収要請。

概要

令和２年５月２６日（火）、京都府舞鶴市七条海岸付近において、民間車両１両が海に転落。同日１３時４０分、第八管区海上保安本部長から海上自衛隊舞鶴地方総監（舞鶴）に対し、行方不明者の水中捜索及び救助に係る災害派遣要請。

水中捜索の結果、行方不明者を発見し、他に要救助者がいないことが確認されたことから、同日１５時４１分、第八管区海上保安本部長から海上自衛隊舞鶴地方総監（舞鶴）に対して撤収要請。

概要

令和２年５月１６日（土）、宮城県加美町船形山において、男性１名が行方不明となり、１８日（月）１６時４０分、宮城県知事から陸上自衛隊第２２即応機動連隊長（多賀城駐屯地）に対して、行方不明者捜索に係る災害派遣要請。

  • １９日（火）０９時２０分以降、警察や消防等と協力し、第２２即応機動連隊が行方不明者の捜索活動に資する現地偵察を実施。
  • ２０日（水）０８時２５分以降、警察や消防等と協力し、第２２即応機動連隊が行方不明者の捜索活動を実施。
  • ２１日（木）１０時４３分以降、警察や消防等と協力し、第２２即応機動連隊が行方不明者の捜索活動を実施。
  • ２１日（木）１５時３０分、宮城県知事から第２２即応機動連隊長に対し撤収要請。
    （自治体等による地上での捜索活動についても本日で終了）

概要

令和２年５月１５日（金）、北海道函館市惠山（えさん）において、男性１名が行方不明となり、１７日（日）０２時３０分、北海道知事から陸上自衛隊第１１旅団長（真駒内駐屯地）に対して、行方不明者捜索に係る災害派遣要請。

  • １７日（日）０５時１５分以降、第２８普通科連隊（函館駐屯地）が行方不明者の捜索活動を実施。
  • １８日（月）１９時００分、事後の対応については、警察、消防等の関係機関で実施することとなり、北海道知事から第１１旅団長（真駒内駐屯地）に対し撤収要請

概要

５月９日（土）、北海道川上郡標茶町において山林火災が発生し、同日１６５２、北海道知事から陸上自衛隊第５旅団長（帯広）に対して空中消火に係る災害派遣要請あり。

  • ９日（土）１７１９以降、陸上自衛隊第５飛行隊（帯広）のＵＨ－１×１機により消火活動を実施。
  • ５月１０日（日）０４０５以降、第５飛行隊ＵＨ－１×１機による情報収集を実施（消防署長同乗）
  • １０日（日）０７１６、鎮火に至ったことから、北海道知事から第５旅団長（帯広）に対し、災害派遣撤収要請。

概要

５月７日（木）、兵庫県朝来市において山林火災が発生し、８日（金）２３００、兵庫県知事から陸上自衛隊第３師団長（千僧）に対して消火活動に係る災害派遣要請あり。

  • ９日（土）０６００以降、陸上自衛隊第３師団第３飛行隊（八尾）のＵＨ－１×２機及び陸上自衛隊中部方面ヘリコプター隊第３飛行隊（美保）のＣＨ－４７×１機により消火活動を実施。
  • ５月１１日（月）０９１０、ＵＨ－１×１機及びＣＨ－４７×１機をもって空中消火活動を再開。同日１３時頃、火災鎮火。
  • １１日（月）１４４０、火災鎮火に伴い、兵庫県知事から陸上自衛隊第３師団長（千僧）に対し、災害派遣撤収要請があり、活動を終了。

概要

４月３０日（木）、山形県南陽市において山林火災が発生し、同日１５０１、山形県知事から陸上自衛隊第６師団長（神町）に対して消火活動に係る災害派遣要請。

  • １５４５以降、陸自第６飛行隊（神町）のＵＨ－１×１機及び陸自東北方面航空隊（霞目）のＵＨ－１×１機（ヘリ映像伝送機）をもって情報収集を実施。
  • ５月１日（金）０４４０以降、陸自東北方面航空隊のＵＨ－１×２機（ヘリ映像伝送機・中継機器）をもって情報収集を実施。
  • ０５００以降、第１ヘリコプター団（木更津）のＣＨ－４７×２機をもって空中消火を実施。
  • ０９３０、自治体との調整により、じ後は自治体で対応可能となったことから、山形県知事から撤収要請。

3月の災害派遣実績

概要

新型コロナウイルス感染症に関して、政府として国内における感染拡大を防止するため、水際対策強化に係る措置を強力に推進中であることを踏まえ、新型コロナウイルス感染症に対する水際対策の強化に係る災害派遣の実施を命じました。

特設ページ

新型コロナウィルスに係る災害派遣の特集ページを新設しました。災害派遣の活動状況、感染拡大防止に役立つ基礎的知識や自衛隊の保有するノウハウをまとめた教育資料、防衛省からのお知らせなどを掲示しています。皆様と力を合わせて感染防止活動の輪を広げることができれば幸いです。

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取組

概要

２７日（金）、茨城県久慈郡大子町において山林火災が発生し、同日１８４５、茨城県知事から陸上自衛隊施設学校長（勝田）に対して消火活動に係る災害派遣要請。

  • ２８日（土）０８３０以降、陸上自衛隊東部方面ヘリコプター隊（立川）のＵＨ－１×２機（ヘリ映像伝送機・中継機器）が情報収集のため、駐屯地を離陸。
  • １０５０、陸上自衛隊第１飛行隊（立川）のＵＨ－１×１機をもって空中消火を実施。
  • １３１７以降、第１２ヘリコプター隊（相馬原）のＣＨ－４７×２機をもって空中消火を実施。
  • １５０５、自治体との調整により、じ後は自治体で対応可能となったことから、茨城県知事から陸上自衛隊施設学校長（勝田）に対し、撤収要請。

概要

３月２４日（火）、宮崎県えびの市において山林火災が発生し、同日15時50分、宮崎県知事から陸上自衛隊第８師団長（北熊本）に対して消火活動に係る災害派遣を要請。

  • 17時10分、西部方面ヘリコプター隊（目達原）のＵＨ－１ × ２機（ヘリ映像伝送機）が情報収集のため、駐屯地を離陸。
  • 18時45分以降、第８飛行隊（高遊原）のＵＨ－６０ × ２機をもって空中消火を実施。(館山)に対し撤収要請。
  • ３月２５日（水）08時00分、自治体との調整により、じ後は自治体で対応可能となったことから、宮崎県知事から陸上自衛隊第８師団長（北熊本）に対し、撤収要請。

概要

令和２年２月２９日（土）、青森県下北郡沖東約１２kmの海域において、ベリーズ船籍の貨物船が日本漁船と衝突して転覆し、行方不明者（外国人１３名）が発生したことから、３月１日（日）０５時２０分、第二管区海上保安本部長から海上自衛隊第２１航空群司令(館山)に対し、乗員の捜索救助に係る災害派遣要請。

  • ３月１日（日）０５時５５分以降、海上自衛隊第２５ 航空隊(大湊)のＳＨ-６０Ｋが、海上保安庁の巡視船等とともに、捜索活動を実施。
  • ３月３日（火）１８時４５分、第二管区海上保安本部長から海上自衛隊第２１航空群司令(館山)に対し撤収要請。

2月の災害派遣実績

概要

令和２年２月１８日（火）、北海道上川郡東川町旭岳において、男性１名が行方不明となり、２０日（木）２１時００分、北海道知事から陸上自衛隊第２師団長（旭川駐屯地）に対して、行方不明者捜索に係る災害派遣要請。

  • ２１日（金）０８時４７分以降、第２特科連隊（旭川駐屯地）が行方不明者の捜索活動を実施。
  • ２１日（金）２０時３０分、北海道知事から陸上自衛隊第２師団長（旭川駐屯地）に対し撤収要請。（自治体等による地上からの捜索活動は本日で終了し、じ後は、警察による上空からの捜索に移行したことによるもの）

概要

２月１日（土）沖縄県沖縄市に所在する養豚農場１ヵ所（約1,900頭）において、ＣＳＦの疑い発生。２月２日（日）1200検査の結果、陽性判定。

  • ２月２日（日） 1410 沖縄県知事から陸上自衛隊第１５旅団長（那覇駐屯地）に対し、殺処分等の支援に係る災害派遣要請。
  • ２月２日（日） 1800 現地において豚の殺処分等の支援を開始。
  • ２月４日（火） 0820 豚の殺処分等の支援を完了（4日0235）したことから、沖縄県知事から陸上自衛隊第１５旅団長（那覇駐屯地）に対し、撤収要請。

1月の災害派遣実績

概要

１月７日（火）沖縄県の養豚農場においてＣＳＦ（豚コレラ）の疑い発生。

（沖縄県におけるＣＳＦの発生は３３年ぶりであり、同県におけるＣＳＦに係る災害派遣は初めて）

  • １月８日（水）０９４０沖縄県知事から陸上自衛隊第１５旅団長（那覇駐屯地）に対し、殺処分等の支援に係る災害派遣要請。
  • １月８日（水）１２０２現地において豚の殺処分等の支援を開始。
  • １月１１日（土）米空軍嘉手納弾薬庫地区（知花地区。沖縄市所有地）を沖縄市で処分された豚の埋却地として使用することについて、米空軍（第１８航空団）が承諾。実際の使用については、現在、沖縄県が検討中。
  • １月１７日（金）現時点で陽性判定とされた豚の殺処分等の支援は完了（累計７農場）。
  • １月１８日（土）養豚農場の清掃支援を完了（累計６農場）。
  • １月２０日（月）１３１５沖縄県知事から陸上自衛隊第１５旅団長（那覇駐屯地）に対し、撤収要請。