駐屯地ニュース

ここでは福島駐屯地で行われました行事や、日頃の訓練の様子などを紹介しております。

令和6年3月9日
第44回福島自衛隊音楽祭
 福島駐屯地(司令:古庄明裕1等陸佐)は、令和6年3月9日(土)、福島市飯坂町に所在する「パルセいいざか」において、「第44回福島自衛隊音楽祭」を開催しました。
 「ONE TEAM 福島 ~次世代へつなぐ架け橋~」をテーマとし、音楽隊・未来響衛太鼓・福島駐屯地ファンシードリル隊・第44普通科連隊らっぱ隊からなる隊員約120名が演奏や演技を披露しました。
 また、今回は福島市に縁のあるテノール歌手の園部諒人さんが特別ゲストとして出演いただき、華麗な歌声を披露し、観覧者を虜にしました。
 多くのご来賓の方々を含め、午前・午後の開演で約2,400名を超える方々が来場しました。音楽祭が始まり、会場からは盛大な拍手が響き渡りました。
 また、陸上自衛隊マスコットキャラクターの「タクマくん」と「ユウちゃん」、地元のマスコットキャラクターの「キビタン」「ももりん」も応援にきてくれ、会場を大いに盛り上げました。
 福島駐屯地ファンシードリル隊では女性自衛官初の銃をもった演技をし、観覧者を魅了しました。
 本行事を通じ、関係諸団体の方々との連携強化を図るとともに、地域の皆様への自衛隊へ対する理解の醸成を図ることが出来ました。
 ファンシードリル演技をした女性自衛官(遠藤士長)は、「先輩方から親切な指導を受けたおかげで、みなさんに喜んでいただける演技をすることが出来ました。
 沢山のご来場を頂き、演技を見て頂けてとても励みになりました。御覧下さった皆様ありがとうございました。」と話していました。
合同演奏を披露する音楽隊 演奏で惹きつける金管楽器
会場入口でのタクマくん(右)とユウちゃん(左) 軽快な演奏を披露するらっぱ隊
圧巻の歌声で魅了する園部諒人さん 轟音を響かせ郡山未来響衛太鼓
統制の美で観客を惹きつけるファンシードリル隊 多くの来場者が美しい音色に聴き惚れた
 
魅せる演技をする遠藤士長(女性自衛官)
令和6年1月31日
冬山合同救助訓練
 第44普通科連隊(連隊長:古庄明裕1等陸佐)は、令和6年1月31日(水)、福島市山岳遭難対策協議会の主催で、吾妻山(福島市)において実施された冬山合同救助訓練に参加しました。
 訓練は、冬山において自力での下山が困難となり遭難した者及び消息不明になった遭難者を救助するという想定で、福島県警察、福島県消防防災航空隊、福島市山岳遭難救助隊と合同で行われました。
 参加した隊員28名は、片道2kmほどの雪山をスキーやスノーシューを使用し、関係機関と連携し、遭難者の救助に向かいました。遭難者を発見した隊員たちは、即座に低体温症ラッピングを施し、遭難者の体温を確保しました。その後、アキオ(大型そり)により下山、遭難者を車両の進入できる地点まで搬送し、遭難者を救助する一連の行動を関係機関と訓練しました。
 本訓練を通じ、各隊員は冬山における遭難者救助活動の練度を向上させるとともに、各関係機関との連携を強化するほか、連携と信頼関係の重要性を再認識しました。
 参加した隊員からは、「冬山における救助において、各関係機関との連携を強化するとともに、ラッピング等の技術向上ができ、大変勉強になった。」との声がありました。
 
救助隊と共に遭難者の救助に前進 遭難者を発見!!「大丈夫ですか?!!」
ラッピングし遭難者の体温を確保 アキオにより遭難者を搬送
令和6年1月12日
令和6年福島駐屯地二十歳を祝う会
 
 福島駐屯地(司令:古庄明裕1等陸佐)は、令和6年1月12日(金)、福島駐屯地体育館において、「令和6年福島駐屯地二十歳を祝う会」を行いました。
 二十歳を祝う会は、福島駐屯地に所属する53名、福島駐屯地において自動車運転教習等に参加していた9名を含めて62名の隊員が対象となりました。
 二十歳を祝う会は、福島市長代理、自衛隊協力諸団体の会長等の多くの方々をご来賓としてお招きするとともに、福島駐屯地隊員が参列して祝いました。
 式辞において駐屯地司令古庄1佐は、「我らここに励みて国安らかなり」という言葉を紹介し、日々の勤務に励むことが我が国の平和を守るための抑止につながるものであり、いざ災害や各種事態が発生したときにしっかりと対応できることで自衛官としての真価が試されます。」と隊員に伝えました。
 式の最後には、二十歳を迎える隊員の代表者4名が、感謝の気持ちや大人としての決意や今後の目標などを「二十歳の主張」として堂々と発表しました。第44普通科連隊第4中隊に所属する黄木泰陽陸士長は、「二十歳としての自覚を持ち、自分の行動に責任をもっていきたいです。」と、また、第11施設群第356施設中隊に所属する竹下大翔陸士長は、「仲間や同期とともに困難を乗り越え、今後も共に乗り越えていきたいと思います。」と話しました。さらに、第6後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援中隊に所属する石崎藍美陸士長は、「自覚と責任、覚悟を持ち大人の仲間入りが出来たらと思います。」と、最後に第105施設直接支援大隊第2直接支援中隊に所属する岩崎心海陸士長は、「今まで支えて下さったすべての人に二十歳を迎えた者として、自衛官として、一人前に成長する事が最高の恩返しだと思います。」とそれぞれが力強く抱負を語り最後を締めました。
 
駐屯地二十歳を祝う会 式辞を述べる古庄司令
 
今回二十歳を迎えた隊員達  
第44普通科連隊 第4中隊
陸士長 黄木 泰陽
(山形県山形市出身)
第11施設群 第356施設中隊
陸士長 竹下 大翔
(宮城県仙台市出身)
第6後方支援連隊 第2整備大隊
第3普通科直接支援中隊
陸士長 石崎 藍海
(宮城県名取市出身)
第105施設直接支援大隊 第2直接支援中隊
陸士長 岩崎 心海
(福島県相馬市出身)
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