福島駐屯地創立70周年記念行事

ここでは令和5年10月に行われました福島駐屯地創立70周年記念行事を紹介しております。

〜 市中パレード 〜 
 福島駐屯地は創立70周年記念行事の一環として、10月7日(土)福島駅西側の市道において、10年ぶりに市中パレード行進(航空機・徒歩・車両)及びファンシードリル演技を実施しました。
 古庄駐屯地司令は、パレードに先立ち、地域の方々への感謝の意を表すとともに、福島の更なる発展を祈念しつつ、「ONE TEAM 福島」を合言葉に「いかなる事態に対してもこれに即応して適切に対応しつつ、将来にわたり国民の皆様の負託に応えていく」と述べました。続いて、F−2戦闘機の飛行を皮切りに、音楽隊の演奏に合わせてパレード行進を開始し、第44普通科連隊副連隊長武久2佐の乗車する指揮通信車を先頭に、災害派遣、小銃小隊、レンジャー、狙撃手、特殊武器防護、冬季行動等など、様々な装備を身にまとい、福島駐屯地の隊員が乗車する自衛隊車両のほか、各市町村の、ご当地キャラクター、16式機動戦闘車、11式短距離地対空誘導弾、93式近距離地対空誘導弾、155mm榴弾砲、航空自衛隊大滝根山分屯基地の車両及びUH−1Jヘリコプター、福島県消防防災ヘリコプターさらに福島市消防本部の各種消防車(3台)、隊友会など、人員約300名、車両90両、航空機5機が颯爽と行進をしました。
 沿道には、約2万人の方々が足を運び、歓声が湧いていました。
   
   
   
   
   
   
    
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〜 駐屯地創立70周年記念行事 〜
 福島駐屯地(司令・古庄明裕1等陸佐)は、令和5年10月8日(日)、福島駐屯地において、駐屯地創立70周年記念行事を挙行しました。
 記念行事は、記念式典、観閲行進、音楽演奏、ファンシードリル演技、格闘展示、施設器材アトラクション、訓練展示(模擬戦)、装備品展示、体験搭乗、美術品展示、ちびっこ広場などを実施しました。
 古庄駐屯地司令は、記念式典において、駐屯地創立70周年を迎えるにあたり、「福島県内の各市町村、協力諸団体の皆様、地域の皆様方の深いご理解と温かいご支援に深く感謝いたします。また、『郷土部隊』としての誇りを忘れず、これからも一層地域の皆様とともに進み、責務を全うしていく。」と式辞を述べました。式典の中では観閲行進を行い、駐屯地に所属する隊員が一糸乱れぬ堂々の行進を披露しました。
 また、創部30周年を迎える駐屯地音楽クラブは、YOASOBIの「アイドル」など9曲を演奏し会場に色を添え、さらに、ファンシードリル隊は統制美溢れる演技で観客を魅了し共に式典を盛り上げました。
 更に、福島駐屯地初となる格闘訓練展示及び施設器材アトラクションとして双腕仕様機アスタコ(ASTACO)による展示を行いました。格闘訓練展示においては、隊員たちによる近接格闘術(小銃対処、徒手対処、銃剣対処)として、2名1組の隊員(3コ組)に対し、色々な武器を使用した数人が襲い掛かかってくる敵に対して瞬時に対応し制するなど緊迫感溢れる展示を実施して来場者を魅了しました。
 施設器材アトラクションでは、双腕仕様機アスタコ(ASTACO)による、2本の腕を器用に操作し、大型トラックに瓦礫を積載し撤去する様子を展示しました。
 模擬戦闘訓練展示においては、攻撃戦闘の場面を縮小し、第44普通科連隊による一連の戦闘行動や第11施設群の人員及び92式地雷原処理車による障害処理、155mm榴弾砲の空包射撃、UH−1J(ヘリコプター)からのリペリング、ドアガン射撃などの迫力ある模擬戦闘訓練展示を披露して、来場された観客の方々からは歓声と拍手が沸き起こりました。
 その他にも、福島県マスコットキャラクターの「きびたん」をはじめとした市町村のご当地キャラクターが駐屯地に駆け付け、本行事を盛り上げてくれました。
 さらに、ヘリコプターや火砲、自衛隊車両などの装備品展示、高機動車及び大型トラックの体験搭乗、ちびっこ広場などさまざまなイベントも大盛況で訪れた多くの来場者に思い出に残る楽しい一日を提供できました。
 駐屯地へは、過去最高の『約1万人』が来場し大盛況となりました。
 本行事を通じ、自治体等の関係者との連携を強化するとともに、自衛隊に対する地域の方々の信頼感の醸成を図ることができました。
 記念式典
   
   
ファンシードリル演技
  格闘展示
施設器材アトラクション  
 
 
訓練展示(模擬戦)  
 
   
 
装備品展示  
  
 体験搭乗
   
   
 音楽演奏などなど
   
   


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