福島駐屯地と周辺地域の紹介
福島駐屯地は昭和28年10月開庁、現在は第44普通科連隊・第11施設群・福島駐屯地業務隊、及びその他の部隊から成り、国民から信頼される自衛隊、地域から愛される駐屯地、真に役立つ逞しい部隊の練成に今日も汗を流しています。 福島駐屯地が所在する荒井地区は、福島市の中心街から、南西約12km,吾妻・安達太良連峰の山ふところに抱かれた風光明媚、人情味豊かな地域です。果樹栽培が盛んな地域にあり、寒暖の差が大きく、春のサクランボに始まり、桃、梨、リンゴ、ぶどうと年間を通して、新鮮なくだものを味わうことが出来ます。特に桃と梨は、市町村別で日本一の生産量を誇っています。駐屯地の近傍には四季折々に楽しめる「四季の里」、自然の中を散策できる「水林自然林(遊歩道)」、さらには、野球場や陸上競技場、総合体育館などさまざまな施設を有する「あづま総合運動公園」もあり、行楽からスポーツまで楽しめる地域となっております。また、周辺には土湯温泉、高湯温泉、微湯温泉、飯坂温泉など有名な温泉地が多数あります。 |
駐屯地に所在する各部隊
福島駐屯地に諸隊を含めて8部隊、約1,200名の隊員が所在しております。
第44普通科連隊地上戦闘の骨幹部隊として、機動力、火力、近接戦闘能力を有し、作戦戦闘に重要な役割を果たす部隊です。 |
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第11施設群戦闘部隊を支援するため、各種施設器材をもって障害の構成・処理、陣地の構築、渡河等の作業を行うとともに、施設器材の整備等を行います。 |
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福島駐屯地業務隊業務隊は駐屯地の施設管理、隊員の給食、被服修理、診療、福利厚生等の業務を行っております。 |
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その他の部隊■第2整備大隊第3普通科直接支援中隊 |
駐屯地厚生センター
駐屯地厚生センターには様々な売店が入っております。
厚生センター入り口 | ミニストップ |
床 屋 | 自衛隊用品店 |
隊員クラブ「はなの舞」
隊員クラブ「はなの舞」 | |
※ 厚生センターは部隊見学時又は駐屯地一般開放時以外のご利用はできません。また、床屋及び隊員クラブは一般の方のご利用はできません。
駐屯地の主要装備品
第44普通科連隊と第11施設群の主な装備を紹介致します。
82式 指揮通信車(CCV) | 主な諸元、性能 |
・乗員8名 ・全備重量13.6t ・最高速度100km/h ・小松製作所製 【説明】 戦後初の6輪の装甲車で、主に移動指揮所として指揮管制を行うための車両。上部の銃架には機関銃が装備でき、窓には装甲版が取り付けてある。 通称は「Command Communication Vehicle」の頭文字をとって「CCV」(シーシーブイ) |
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軽装甲機動車(LAV) | 主な諸元、性能 |
・乗員4名 ・空車重量4.5t ・最高速度100km/h ・小松製作所製 【説明】 主として普通科部隊などに装備され、戦略機動や警戒などに使用される。特に固有の搭載火器はないが、必要に応じ、普通科部隊などが装備する5.56mm機関銃車載射撃、軽対戦車誘導弾の車上攻撃が可能である。 通称は「Light Armoured Vehicle」の頭文字をとって「LAV」(ラブ) |
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高機動車 | 主な諸元、性能 |
・乗員10名 ・空車重量2.5t ・最高速度100km/h ・トヨタ自動車製 【説明】 陸上自衛隊の主力の車両として、主に人員輸送用として多くの部隊に装備されている。人員輸送のほかにも、通信車や重迫撃砲牽引車など様々な用途に応じた派生型がある。また、4WSの採用により最小回転半径に優れ、高い走行性能と機動能力を有している。 |
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偵察オートバイ | 主な諸元、性能 |
・重量121kg ・最高速度135km/h ・川崎重工業製 【説明】 川崎重工業製のKLX250オートバイで、主に普通科部隊と情報部隊等に装備、敵情や災害現場において偵察及び連絡用として使用される。自衛隊車両の中でも小型で、ヘリコプターや偵察用ゴムボートに搭載可能。 |
92式 地雷原処理車(MBRS) | 主な諸元、性能 |
・乗員2人 ・全長7630mm ・積載重量25.0t ・最高速度50km/h ・IHI製 【説明】 上部に2連装の92式地雷原処理用ロケット弾を装備、ロケット弾にはワイヤーで数珠つなぎになった爆薬(導爆索)がついており、発射後に地面で点火、地雷原を爆破処理することにより迅速に車両用通路を開設できる。 |
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75式ドーザ | 主な諸元、性能 |
・乗員2人 ・全備重量約19.2t ・最高速度約45km/h ・小松製作所製 【説明】 施設科部隊に装備されている装甲付のブルドーザーで、第一線部隊の機動支援に使用する。作業時は排土版側の運転台で操作し、走行時には反対側の運転台で操縦する。 |
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掩体掘削機(油圧ショベル) | 主な諸元、性能 |
・乗員1人 ・全備重量約20t ・最高速度約5.5km/h ・小松製作所製 【説明】 施設科部隊に装備されている油圧ショベルで、主に掩体壕や塹壕等の掘削及び土砂の積み込み作業等に使用する。また、災害派遣ではバケットの他、グラップルに換装して瓦礫の除去等に活躍する。基本的には民間の油圧ショベルと同じだが、アームの部分が360度回転できるほか、車体を左右に傾斜できる。 |
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