航空自衛隊第12飛行教育団
概要
航空自衛隊第12飛行教育団は、航空教育集団の隷下部隊として、航空学生課程の他、飛行準備課程、初級操縦(T-7)課程の教育、操縦適性検査および基地機能の維持のための業務を行っています。
航空学生課程では約2年間、パイロットになるための訓練や将来幹部自衛官になるために必要な訓練を行います。卒業後は、飛行準備課程、初級操縦(T-7)課程へと進みます。現在、航空自衛隊のパイロットの約7割は航空学生出身者です。
募集要項
応募から受験、入隊後の待遇から取得資格など、さまざまな疑問に対して、地方協力本部の広報官が懇切丁寧にご説明します。
パンフレット・航空学生募集案内 | PDF形式・12.3MB ダウンロード |
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パンフレット・ガイダンスB(高卒等対象募集案内) | PDF形式・26.4MB ダウンロード |
海上・航空自衛隊校航空学生募集要項 | PDF形式・0.4MB ダウンロード |
志願票 | PDF形式・145KB ダウンロード |
受験票 | PDF形式・143KB ダウンロード |
航空学生課程の教育
航空学生課程では、主に航空自衛隊の航空機搭乗員としての資質を養うため、約2年間、数学、物理学、英語、航空工学、気象、政治経済などの学科教育、教練や体育などの訓育といった訓練を行います。全科目とも定期試験があり、厳正な判定が行われます。卒業後は、飛行準備課程、初級操縦(T-7)課程へと進みます。
ファンシードリル
体育訓練
航空学生卒業式
航空学生の生活
基礎情報
所在地
航空自衛隊 防府北基地 山口県防府市田島無番地
交通アクセス
JR山陽本線 防府駅より
タクシー 約15分
防長バス 約20分(防府駅みなと口から中浦行「自衛隊前」下車 徒歩10分)
山陽自動車道(広島方面からは) 防府東インター 降車 国道2号線経由で約15分
山陽自動車道(福岡方面からは) 防府西インター 降車 国道2号線経由で約15分
基地の施設
サッカー場、ラグビー場、テニスコート、屋内温水プール、武道場、学生舎、T-7フライトシミュレータ、体育館、売店、隊員食堂、隊員浴場等
体育館
T-7フライトシミュレータ
売店
周辺の様子
防府北基地のある防府市は、およそ千三百年前に周防国(すおうのくに)を治める国府が置かれ、その地名の由来となりました。大内氏や毛利氏ともゆかりが深く、歴史遺産が数多く残っています。
また、つつじの名所として知られる、大平山の山頂へはロープウェイが通じており、展望台からは防府平野一帯をはじめ、瀬戸内海や遠く九州まで一望することができます。
沿革
1944年(昭和19年)4月 | 日本陸軍防府飛行場として開設。 |
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1955年(昭和30年)11月 | 第1操縦学校(本校小月)の分校が防府飛行場に開設。 |
1957年(昭和32年)9月 | 防府管制分遣隊が編成完結。 |
1959年(昭和34年)5月 | 第1操縦学校は廃止され、同年6月第12飛行教育団として編成完結。 |
1962年(昭和37年)11月 | 陸上自衛隊防府分屯地が併設される。 |
1970年(昭和45年)3月 | 航空学生教育隊(当時)が福岡県芦屋基地から移駐。 |