2月活動状況
西部航空方面隊は、2月17日(月)から20日(木)の間、准曹士先任候補者集合訓練を実施しました。准曹士先任とは、それぞれ所属する部隊の指揮官を補佐し、各種助言や隊員指導を行う立場の隊員です。本訓練は、准曹士先任及びその候補者に対して、必要な知識及び技能の習得及び自覚の醸成を目的としています。
各基地から集まった訓練参加者は、准曹士先任制度や援護業務、人事管理、基本教練指導、カウンセリング技法などを受講するとともに、討論において、各部隊の状況、実施施策、各々の経験等について活発に意見を交換し、知識、技能の向上を図りました。
最後に、司令官に対し一人一人が堂々と所見(覚悟)を述べ訓練を終えました。
司令官訓話 | カウンセリング技法 |
基本教練指導法 | 討 論 |
春日基地において、2月4日〜2月6日までの間、ペトリオット地対空誘導弾を装備する高射部隊の戦技競技会が、航空総隊の主催により開催され、全国にある高射部隊(6個高射群)の各代表チームにより防空戦闘能力を競い合いました。
競技会は、「整備の部」と「運用の部」の2部門から構成され、各部門に6チーム(約170名)が出場し、初日(4日)に「整備の部」、2日目(5日)に「運用の部」において各チームが優勝を懸けて熱戦を繰り広げました。
総隊司令官春日基地到着!! | 事前説明会! |
「整備の部」の競技は、ペトリオット器材の故障として紙面にて付与された器材の故障データをもとに一般的な解析手法であるFTA(Fault Tree Analysis)手法による不具合事象の掌握、故障部位の整理、可能性判定等及びその判定に至る倫理性、妥当性について評価する。
なお、FTA手法とは、故障要因となる可能性のある不具合を樹系図に列挙整理するもの。
整備の部 競技会開始 | 整備の部 検討結果発表 |
競技会待機室での事前訓練状況 | 競技会会場へ向かう2高群選手(運用の部) |
最終日(6日)に、優勝チームの表彰式が行われ、我が西部航空方面隊隷下の第2高射群は、健闘惜しくも僅差で優勝を逃すこととなったが、運用、整備の両部門でそれぞれの日頃の訓練成果を発揮し、高い防空戦闘能力を示すことができた。
ちなみに、「運用の部」は第5高射群が、「整備の部」は第1高射群が優勝しました。
運用の部 優勝 第5高射群 | 整備の部 優勝 第1高射群 |
本競技会は、第2高射群が会場準備及び運営を担当し、西部航空警戒管制団から宿泊及び給食等の支援を受け、円滑に開催することができました。
西空司令官は26年2月7日(金)、第50回西部航空音楽隊定期演奏会の抽選会を行いました。定期演奏会は26年3月7日(金)、アクロス福岡シンフォニーホールにて行われる今年度最後の音楽隊の演奏会になります。26年1月3日より2月3日までの間に往復はがき及びメールにて応募したところ、約1200名あまりのお申し込みがあり、抽選により約半数の当選者を決定いたしました。皆様からのたくさんのご応募ありがとうございました。抽選結果につきましては往復はがきにてお申込みされた方は返信はがきにて、メールにてお申込みされた方はメールで返信いたします。はがき及びメールは近日中に発送及び配信いたしますので今しばらくお待ちください。なお、メールにてお申込みされた方は当方からのメールが届くように設定されますようお願いいたします。
西空司令官をはじめ副司令官、幕僚長、総務部長にも抽選をしていただきました。 | 厳正な抽選を行なっています。 |
机上にあるハガキは当選です。 | 誰に当たるかお楽しみに〜 |