5月活動状況
平成25年5月19日(日)、長崎県壱岐市郷ノ浦町「新郷ノ浦港埋立地」 で、長崎県及び壱岐市が主催する総合防災訓練に参加しました。
今回の訓練は、天候悪化による風水害及び土砂災害、並びに震度6強の地震が発生したとの想定で、合計49機関の参加により行いました。
当日は、天候不良のため航空機による捜索救難訓練は中止となりましたが、西部航空方面隊司令部から派遣した現地連絡調整要員が訓練に参加し、防災関係機関との連携等を実施しました。
平成25年5月26日(日)、佐賀県江北町及び太良町で、佐賀県が主催する総合防災訓練に参加しました。
訓練は、梅雨前線の活動による豪雨・土砂災害や震度6強クラスの大規模地震による地震・津波災害、また大規模林野火災、危険物漏えい事故災害及び毒・劇物漏えい事故災害などの想定のもと、合計75機関、約2867名の参加により行いました。
航空自衛隊は、西部航空方面隊及び芦屋救難隊が参加し、主に飛行通信連絡訓練や航空偵察訓練、孤立住民の救出訓練を実施し、防災関係機関との連携や災害派遣に係る能力が向上しました。
陸海空自衛隊を含む多数の機関が訓練に参加(長崎) |
関係機関と連携する西空司令部の連絡調整要員(右) (長崎) |
訓練は75機関が参加(佐賀県防災) | 江北会場上空(航空偵察中のU-125Aによる撮影)(佐賀) |
U-125Aによる航空偵察(佐賀) | U-125Aと交信中(佐賀) |
UH-60Jによる孤立住民の救助訓練(佐賀) | 住民を救助し飛び立つUH-60J(佐賀) |
副司令官の杉山空将補が春日基地にて講話を行いました。
副司令官は東日本大震災当時、第4航空団司令兼松島基地司令として勤務。その当時の経験を踏まえて松島基地の被災状況、復旧状況及び同基地周辺における災害派遣の状況について講話を行いました。
企画担当の基地准曹士先任の呼びかけで集まった幹部、准曹士、事務官等500名以上の隊員(3分の1が松島に派遣された隊員)が聴講し、3.11東日本大震災を今一度思い起こし、自衛隊員としての意識や相互連携等の重要性を再認識しました。
演題「今、被災者のために」 |
スライド、VTRによる1時間の講話 |
幹部、准曹士事務官等500名以上が聴講 | 皆、様々な思いで聴講しました |