1月活動状況
平成25年1月30日(水)に、岡山県庁と倉敷市役所を会場として、内閣官房が主催する統合国民保護訓練が実施されました。
この訓練は、岡山県倉敷市内に所在する複数の商業施設において、連続爆破事案が発生したという想定のもと、「緊急対処事態における県・市・現地関係各機関の情報連絡・調整要領の検証」を目的に行われました。合計69機関(約320名)が参加しました。
西部航空方面隊司令部も、要員2名を派遣し、訓練に参加しました。
被訓練者に各機関の情報などを提供する会場の様子 |
状況を付与する西空司令部からの派遣要員 |
合同対策協議会の様子・その1 | 合同対策協議会の様子・その2 |
平成24年11月27日(火)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(以下「西司飛」という。)は、昭和53年9月以来の飛行無事故3万時間を達成しました。これにより、去る平成25年1月21日(月)に航空幕僚監部大会議室において、航空幕僚副長及び空幕各部長等立会の下、航空幕僚長から2級賞状を授与されました。
ひとえに3万時間とはいうものの、西司飛発足40年の歴史の中で、実に34年間かけて達成した記録です。年間総飛行時間が飛行部隊により異なるため、単純な時間の比較はできませんが、戦闘機やジェット練習機を運用する部隊で30年以上無事故を継続している部隊は多くありません。
因みに、西司飛で発生した大事故は、昭和53年9月8日、要務飛行のため入間基地から帰投予定のT−33A型機が、離陸直後に墜落(搭乗員2名殉職)したという事故であり、西司飛唯一の大事故です。
ところで、この3万時間は西司飛のみの努力で達成できた訳ではありません。当隊で年間飛行を行っている各操縦者による日頃の安全運航に加え、西空司令部はもちろんのこと、燃料給油や消防の待機などで支援してくれる西部航空警戒管制団、定期点検や不定期の修復などを担当してくれる第8航空団など、多くの支援があればこその飛行無事故達成なのです。
ここに、日頃のご指導ご支援に対し改めて感謝申し上げるとともに、この時間を更に延ばせるよう、油断することなく努力していく所存です。
(西司飛・Lewis)
無事故3万時間達成!西司飛のT-4 |
達成を喜ぶ西司飛隊員一同 |
第2級賞状と盾 | 西司飛は昨年創立40周年を迎えました |