10月活動状況
いつも西部航空方面隊を応援していただいている後援会の「西翔会」の皆様に対し、10月29日に勉強会を行いました。
航空自衛隊への理解を深めていただくため、過去にもレーダーサイトや航空基地の研修を行ってきましたが、今回は西空司令部において司令官及び副司令官による防衛講話を行いました。
会員の皆さんは大変興味深そうに聞かれ、多くの質問で予定時間を過ぎるほどでした。
勉強会の後は基地内の会場で懇親会が開かれ、そこでも活発な意見交換ができ、充実した時間を過ごすことができました。
会員の皆さんを前に話をする西空副司令官 | 時折笑いを含めた講話をする西空司令官 |
平成21年10月14日、「平成20年度計算証明優秀部隊」の褒賞授与式が航空幕僚監部(市ヶ谷基地)において行われました。 今回は全国会計機関の中から10個部隊が選ばれ、西空隷下では次の3部隊が褒賞を授与しました。 西部航空警戒管制団基地業務群会計隊 (春日、3回目) 第43警戒群基地業務隊会計小隊 (背振山、第6回目) 第7警戒隊会計小隊(高尾山、第7回目) 受賞した各部隊は、常日頃から会計業務の重要性をよく認識し関連法規に基づき関係部隊等との確実且つ綿密な調整を実施したがことが褒賞授与へと繋がっています。 今後も部隊が連続受賞できますよう、引き続き皆様の御理解と御支援を宜しくお願いいたします。
空幕会計課長と褒賞授与部隊 | 西警団会計隊一同 |
第43警戒群司令と会計小隊一同 | 第7警戒隊長と会計小隊一同 |
10月27日、秋とは思えないほど日差しのまぶしいこの日、西空司令部で駅伝大会が行われました。
1チーム6人、合計13チーム、1区間は3kmのコースでした。今年度、チームの各選手が出したそれぞれの最高タイムをもとにゴールが同着になるよう時間差でスタートするという方式で行われました。つまり、どのチームにも優勝する資格があるため勝敗の行方がまったくわからないうえ、応援している方もいったい今どのチームが先頭で走っているのかすぐにはわからないという、非常におもしろいものでした。
今回は西空司令官や副司令官も選手として走り、沿道の応援には他部隊からも多数の隊員がかけつけ、温かい声援をおくっていました。
団体の部優勝は事前の予想タイムを5分11秒も縮めた援護業務課チーム(平均年齢47.3歳で最高齢チーム)でした。総合タイムとして最も速かったのは、人事課Aチームでした。
爽やかな汗をかいた後は、基地内にあるバーベキュー場において表彰式が行われ、各チームの労をねぎらうとともに親睦を深めました。
なお、個人の部優秀者は次のとおりです。
優勝 人事課 ョ本賢治1曹 10分58秒
準優勝
総務課 梶谷典史1士 11分7秒
第3位 通電課長 三島孝司2佐 11分10秒
西空幕僚長がスターターを務め、和やかにスタート | 激走!副司令官 |
激走!!司令官 | 優勝は援護業務課。アンカーをつとめた萬田1曹 |
最後の直線でのデッドヒート! | 個人準優勝。期待の新人、梶谷1士 |
21.10.6(火)〜10.14(水)の間、第2高射群(群司令 荒木正嗣1等空佐以下58名)が、アメリカ合衆国ニューメキシコ州マクレガー射場に、「ペトリオットミサイル」の実弾射撃に行ってきました。
参加した隊員は、貴重な実弾射撃訓練ということで、時差ボケと戦いながら訓練に勤しみました。
アメリカにやって来ました! | ターゲットが来る方向は前方の通称「おっぱい山」! |
「迅速」「確実」に展開 | ちょこっと「右」たい! |
それにしてもバリ広かね〜 | 「エンゲージ!」 |
21.10.22(木)に、福岡県久留米市の航空自衛隊高良台分屯基地敷地内及び陸上自衛隊高良台演習場で、西部航空方面隊が主催する「航空機救難訓練」を行いました。
航空自衛隊の大型ヘリコプターが山岳部で墜落したと想定して、飛行部隊及び地上部隊による捜索や救助をした後、負傷者を野外医療テントに搬送する一連の流れを訓練しました。
この訓練では、九州の陸・海・空自衛隊の参加以外に、地元の「久留米広域消防本部」の救急車と「久留米大学病院」のドクターヘリが協力参加してくれました。有り難うございました。
この方向には負傷者が3名生存中! | 「意識はありますか?」 |
久留米大学病院ドクターヘリで搬送 |
さわやかな秋晴れの下、第2次野外訓練として副司令官以下14名が宝満山登山を行いました。
この日の宝満山は第1次の訓練とは違って遠足の小学生ほか多数の登山客で賑わっていました。
前半はやや速いペースで登り何のトラブルもなく山頂に到着、参加者それぞれが見事な眺望を堪能しました。
訓練後半の下山途中、具合を悪くして歩けなくなった博多区吉塚小学校の児童に出会い、2人を3合目から2合目まで携帯用担架で往復して搬送、そこから自衛隊トラックで麓まで送り届けました。
予定には入れていなかった救助活動も行い、参加者は翌日まで残る痛みに苦しめられましたが充実した野外訓練になりました。
厳しい段差が続きます | ご覧のとおりの絶景でした! |
「頂上、とったどー!」 | 「小学校の児童を搬送中」 |
自衛隊のおじちゃん達、ありがとう | 登山路中の含蓄あるお言葉です |
台風通過後のいまだ天候が危ぶまれる中、西空司令部では野外訓練として宝満山登山を行いました。
今回は西空司令官をはじめとする西空幕僚長、装備部長など8名の少数精鋭(?)が参加しました。
どうにか雨には降られなかったものの、頂上からの爽快な眺めは望めず少々残念なものとなりました。
標高830mの気軽に上れる山として市民にも親しまれている宝満山ですが、
侮る事なかれ。ご年配の方々には少々応えたようで、体のあちこちが痛くなる非常に充実した訓練ができました(笑)
訓練の無事を祈ります | なかなか険しい道のりです |
視界が悪く、気分爽快!とはいきませんでした | むむ・・ 高い・・・ |
地形確認中 | EXILE? |
下甑島のレーダー改修とその代替運用のため、約3年もの長きに渡り下甑島分屯基地と南さつま市に展開していた第3移動警戒隊が任務を終了し、春日基地に帰隊しました。
10月1日、西空音楽隊の行進曲演奏にあわせて行進する第3移動警戒隊の隊員を、多くの春日基地所属隊員が出迎えました。そして、行進の最後に西空司令官が終了報告を受けました。無事に任務を終了した第3移動警戒隊の隊員の顔は秋空のように爽やかでした。
また、翌2日には、その功績をたたえて第3移動警戒隊と下甑島分屯基地の第9警戒隊に対して表彰式が行われ、第3級賞状が西空司令官よりそれぞれの隊長に手渡されました。
行進する第3移動警戒隊の隊員 | 西空司令官も出迎えました |
西空司令官に対し終了報告 | 無事に終了しました! |
表彰される第9警戒隊長 | 同じく第3移動警戒隊長 |
表彰式の様子 |