9月活動状況
9月28日(月)、西空司令官は鹿児島県南さつま市防津町の「風車村」跡地において展開している第3移動警戒隊(春日基地)を視察しました。
第3移動警戒隊は、下甑島のFPS−5レーダー建設に伴うバックアップとして平成20年12月から展開していましたが、9月30日でその任務を終える前に西空司令官が視察したものです。
なお、これに先立ち、南さつま市長を表敬訪問しました。
南さつま市長をはじめ、市民の方々の暖かいご支援・ご協力、本当にありがとうございました。
※この様子は、福岡放送(FBS)の坂口憲二記者が、西空司令官の密着取材にて、放送予定です。
視察の記念に | 南さつま市長ありがとうございました |
取材中の坂口記者(福岡放送) | 隊員諸官!ご苦労様でした! |
盛強?の慰労会 |
日頃から各種方面へ防衛意識の普及・高揚を図っていただいているオピニオンリーダーの 皆様に更なる認識を深めてもらうため芦屋基地航空祭への研修を行いました。
貴重なこの機会に併せて芦屋基地第13飛行教育団で訓練を受けているパイロットの卵達との懇談も行われました。日頃から疑問に思っている様々なことへの鋭い質問も飛び交う中、国防への熱い情熱と空への大いなる夢を語る若い隊員との懇談に、オピニオンリーダーの皆様も大いに触発されたようで、有意義な時間を過ごすことができました。
晴天に恵まれたこの日、飛行場地区は多くの航空ファンで埋め尽くされ、ほぼ予定通り行われた様々な航空機の展示飛行をオピニオンリーダーの皆様も一航空ファンとして楽しまれました。
真夏のような暑さでした | 鋭い質問に緊張するパイロットの卵達 |
とても有意義な懇談でした | 第4区分の演技を披露するプルーインパルス |
昼休みや週末に集まって活動している40歳以上のおじさんサッカーチーム(通称「四十雀」(シジュウカラ))の各基地対抗大会が、9月12日(土)と13日(日)の2日間、春日基地グランドで行われました。今年は、6団体(那覇・新田原・築城・美保・芦屋・春日)がエントリーし、往年の技?のオンパレードでした。
各基地の「四十雀」に所属している自衛隊OBも多数参加し、大会が盛り上がりました。
優勝は、4−0で、春日を破った「那覇四十雀チーム」でした。
余談ですが、「シニアラグビー大会もぜひやってもらいたい!」と、ラグビー狂いの西空司令部重鎮がつぶやいていました・・・
お手柔らかにお願いします | 熟年パワー炸裂! |
優勝の那覇四十雀チーム | 惜しくも那覇に敗れた春日四十雀チーム |
美保四十雀チーム | 築城四十雀チーム |
新田原四十雀チーム | 芦屋四十雀チーム |
定年退職おおむね10年前の幹部自衛官28名(九州・沖縄地区部隊)を対象とした能力開発設計セミナーが部外講師(シニアカウンセラー)を招いて9月1日〜3日の間、福岡県春日市のクローバープラザにおいて実施されました。
セミナーは、「定年後を視野に入れた人生設計」、「自らの価値観の再認識」、「定年後に向けた能力開発の策定」について行われ、参加者全員10年後の再就職に向け思いをいたし、自助努力の必要性を認識する等大いに触発された様でした。
熱のこもった部外講師 | 活発に実施された質疑応答 |
真剣に受講する参加者 | グループ内での意見交換 |
西部航空方面隊は、8月29日から9月1日の間に防衛省総合防災訓練に参加しました。参加した訓練は3種類で、八都県市合同防災訓練、自衛隊の統合後方補給訓練及び応急救護訓練です。
神奈川県川崎市東扇島東公園で実施された八都県市合同防災訓練には、西部航空警戒管制団から30名が参加し、倒壊家屋からの救出訓練を行いました。
統合後方補給訓練には西部航空警戒管制団の隊員が参加し、陸上自衛隊が板付飛行場に集積した物資をパレタイズ(※1)する訓練の支援を行いました。
応急救護訓練には、西部航空方面隊司令部、第5航空団、第8航空団、西部航空警戒管制団から合計7名が参加し、百里基地にてトリアージ(※2)の訓練を行いました。
※1 輸送機専用のパレットに貨物を積んでネットやベルトで固定すること。
※2 患者の容態に応じて治療の優先順位を付けること。
倒壊家屋からの救出訓練 | パレットに荷物を積載する隊員 |
積み上げられた荷物をベルトで固定 | 応急救護訓練中の隊員 |
救助犬も訓練に参加 |