陸上自衛隊では、科学技術の発達に伴い装備が近代化し、それらを取り扱う人材を育成する必要から昭和30年に「生徒制度」を発足させ、昭和38年からは少年工科学校としてその教育が行われてきました。
その後、平成22年度からの自衛隊生徒制度の変更に伴い、将来陸上自衛官となるべき者を養成する学校として新たな制度のもと、少年工科学校の良き伝統を継承しつつ時代の変化(任務の多様化、高等学校教育の趨勢等)に対応した教育を行うことになりました。
本校は「技術的な識能を有し、知徳体を兼ね備えた伸展性ある陸上自衛官としてふさわしい人材を育成する。」という理念のもと、陸上自衛官を育成する組織です。よって生徒は特別職国家公務員となり、自衛隊員の身分になります。