静浜基地は「能登半島地震」に対する災害派遣活動において、1月4日(木)から衛生及び給食支援要員の派遣並びに必要な装備品及び物資の差出し等を実施しています。
派遣された衛生隊員は「空自ヘリCH−47Jで輪島分屯基地に移動し、輪島中学校において被災者(約350名)の体調不良者に対し、医官による診察、処置及び内外薬の処方等を行いました。また、道路、建物が崩落している孤立集落に対しては、陸自ヘリCH−47で、珠洲市大谷小中学校グラウンドに降り、学校の校舎内において、民間のDMAT(災害派遣医療チーム)と合同で臨時の巡回診察を行いました。また、輪島、珠洲市周辺等のライフライン復旧目途が立たず、部外医療機関等も患者でひっ迫している状況であったため、陸自ヘリCH−47を活用し、慢性疾患を持つ高齢者等45名の広域医療搬送(輪島マリンタウン〜福井空港)を行いました。その際、陸上自衛隊と連携を取り、被災者に対し微力ながら役立つことができました。」と胸を張って静浜基地に帰隊しました。
防衛省・自衛隊及び静浜基地はこれからも全力で能登半島地震の復興を支えます。
派遣された衛生隊員の出迎え
基地司令に報告