分屯基地司令挨拶

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分屯基地司令挨拶

 令和5年8月1日付で第43警戒隊長兼ねて背振山分屯基地司令として着任しました荒木です。 日頃から、航空自衛隊背振山分屯基地に対しまして、ご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

 佐賀県と福岡県にまたがる背振山分屯基地は、標高1,055mに位置し、冬には積雪が1mを超えることもあります。 年間の平均気温は、航空自衛隊の最新鋭の主力戦闘機であるF-35Aが配備されている青森県三沢基地と同じくらいです。

 我々はこの地において、地域の皆さまのご理解、ご協力のもと、67年に亘り、警戒監視等の業務を実施してまいりました。 この間、国際情勢は大きく変化し、我が国を取り巻く安全保障環境は、近年、より厳しさを増しています。 また、大規模地震の発生や地球温暖化に伴う集中豪雨が増加しています。

 国の一大事に対して、いかに対処できるか。それこそが我々に求められているものだと認識しています。

 私は、着任に当たり、指導方針を「役割を果たす」としました。 全国にある様々な部隊には、それぞれに役割(任務)があります。それぞれの部隊が与えられた役割を果たすことが、 自衛隊の任務遂行に繋がり、延いては国の平和と安全に繋がります。 部隊が役割を果たすためには隊員個々が自身の持ち場を守って、役割を果たしていくことが大切です。

 これからも警戒監視等の任務を継続しつつ、近くて頼りになる分屯基地を目指して、隊員一丸となって、明るく、楽しく、前向きに、 任務や各種訓練に取り組み、しっかりと役割を果たしていきたいと思います。

 引き続き、背振山分屯基地をよろしくお願いいたします。