整備群 

整備群は、航空機及び装備品等の基地整備、試験に関する改修作業の実施、及び整備技術に関する調査研究を実施しています。 飛行開発実験団の保有する航空機は少数多機種であり、かつ量産型機、試作機、試験用改修機等の多様な形態が混在しているため整備内容が多様であるという特徴を有しているほか、航空機の改修/復元、地上試験、防衛装備庁協力等、他航空機保有部隊にはない整備等を実施しています。

整備群本部 

群本部は、群司令のもと、整備主任の他8班で構成され、群司令の行う隊務の統括に伴う事務、航空機及び同装備品等の整備に関する計画、調整及び統制に関する業務を実施しています。

整備隊 

整備隊では、F-15、F-4、F-2といった戦闘機や、T-4、T-7といった練習機の航空機整備全般を担当しています。

整備隊業務風景

装備隊 

装備隊では、火器管制レーダーの整備、機関砲やミサイル等の武装全般の整備、標的や小型無人機の整備、通信器や航法装置の整備、電子戦システムの整備などを行っています。

装備隊業務風景

修理隊 

修理隊は、計器分隊(計器類修理の専門職)、油圧分隊(油圧作動部位修理の専門職)、電機分隊(発電機類修理の専門職)、エンジン小隊(エンジン修理の専門職)、救命装備分隊(救命装具修理の専門職)、工作分隊(機体の板金、溶接の専門職)、器材分隊(整備器材修理の専門職)からなる、航空機修理のエキスパート集団です。

修理隊業務風景

整備技術隊 

整備技術隊は、国産の次期輸送機XC-2の技術実用試験において、航空機全般の整備を担当しました。技術実用試験では、飛行試験のための整備だけでなく、航空機の信頼性の評価、また、整備器材、関連施設の評価、改善、さらに整備管理に関する資料収集や部品、油脂等の消費実績の把握といった広範な業務を行っています。

整技隊業務風景