注意:本ページは、ブラウザによって文字の表示が重なることがございます。必要に応じて、適切な文字サイズに設定して下さい。
私が防衛大学校に入校しようと決意した動機は、両親からの助けなく生活できるということと、自衛隊に興味があったからです。実際に入校して印象に残ったのは、規則正しい生活が印象に残りました。入校する前まで不規則な生活を送っていた私にとって慣れるまで相当辛い思いをしましたが現在は充実した学生生活を送っています。
私の自衛官としての将来の夢は、P−3CのTACCOです。TACCOとは、簡単にいえば、戦闘や任務における航空機の指揮をする人です。
最後に受験希望者へ。人それぞれいろいろな考えをもって防大を受験し、入校してくる人はいると思いますが、ひとつだけ言わせてもらいます。幹部自衛官になるために防大に入校するという認識を持って来てください。私たちは国民の税金をもらって生活しています。もちろん幹部自衛官になるために妥協はしないし、日々自分を磨くことを怠りません。そこに浮ついた気持ちで入校してきても絶対自分のためにならないし、無意味な生活を送ることになるでしょう。本気で頑張れるという自信がある人は入校をお勧めします。
防大ホームページトップへ戻る
開催予定日時
【学校見学会】4月29日(金)・5月8日(日)
【オープンキャンパス】6月5日(日)・7月24日(日)
開催時間については未定です。
具体的な実施内容や時程等はこちらで。
「未来は、過去と現在の延長線の上にある。」
卒研のテーマとして斜面防災(地すべり)を選んだ時に師より教わった言葉です。平成元年に防大を卒業してからこれまでの人生は、自衛隊が国際貢献活動に踏み出し、成果を積み上げてきた時間と重なっています。モザンビークPKOやイラク人道復興支援活動などの新しい任務についた時は、先輩達の様々な経験を参考にしつつ、目の前の状況での最適解を自ら考えて取り組みました。この夏までは、国際貢献活動の経験を活かしてニューヨークにある国連日本政府代表部の防衛駐在官として外交に携わりました。国連は各国の国益が激しくぶつかり合うところですが、軍人同士は現場での実行(アクション)を担ってきたというプライドを共有し、それぞれの経験を交換しながら国際社会の平和と安定の達成のために取り組むべきことを議論しました。
国防を担うということは、いざという時に粛々とアクションを起こせるように、経験と努力を積み 重ねることだと思います。
これからも未来に向かうベクトルを意識しながら歩んでいきたいと思います。
田中宏巳元教授に防大同窓会長から感謝状
防衛大学校同窓会本部は、元防衛大学校教授 田中宏巳氏に対して、4月7日(木)に学校長列席のもと、同窓会会長代理の奥山理事(防大機械システム教授)から感謝状を贈呈しました。田中教授は、在職時は槙記念室設置に際して準備作業部会長として、全般企画指導にあたるとともに、図録「建学の精神」発行、「防衛の努め」の復刻版発行にも意欲的に取り組む等、防衛大学校同窓会の行う活動に大きく貢献された功労によるものです。
五百籏頭学校長は現在実施中の歴代校長の式辞集の編纂を田中先生が支援していることも含めて労をねぎらい、田中先生からは感謝状贈呈に深く感謝の意を述べられました。
本感謝状の贈呈は、3月13日(日)に明治記念館で計画されていた防衛大学校同窓会創立50周年記念式典において実施される予定でありましたが、今回の震災の関係で中止されたことに伴い、被授与者に近い支部等において贈呈したものです。
海外で活躍された防大OBから後輩へのメッセージ〜 Part 3 〜
校内のサクラが、この陽気に誘われて、一斉に咲きました。
正門入った正面の庭園に、大きいサクラが3本あります。手前の左右は、白い花のオオシマザクラ、奥左手の1本はピンク色の花のソメイヨシノです。
樹齢は、推定で80年から100年。
サクラの寿命は、60年から100年といわれていますので、老木です。
昨年3月に樹木医の診断を受けたところ、希に見る美しい樹形と健全度で、県の天然記念物、特別保護文化財に推薦されうる名木とのことでした。
昨年夏には、樹木医による土壌改良を行い、健全に生育するよう措置致ししました。
本校の名木として、愛でて頂きたいと思います。(管理施設課より)
学生の声 〜北九州地区防大友の会広報誌「防大生の声」から〜
これまで掲載してきました「海外で活躍されたOBから後輩へのメッセージ」は入試関連情報のページ中、『世界に羽ばたく防大生』のパンフレットに掲載されていますのでご覧ください。
防衛大学校卒業及び入校式を挙行
3月20日(日)、菅内閣総理大ご臨席の下、本科第55期生および研究科学生の卒業式を、また、4月5日(火)には、小川防衛副大臣ご臨席の下、本科第59期生及び研究科学生の入校式を実施しました。それぞれ式の様子及び祝辞・訓示等は「防大タイムズ」に順次掲載しますのでご覧ください
(北九州地区防大友の会及び福岡地方協力本部のご協力をいただきました。
関係者の皆様、ありがとうございました。)
元国連日本政府代表部防衛駐在官
陸上自衛隊幹部学校 1等陸佐 生田目 徹(33期)
私が防衛大学校に入校した動機 3学年 田中奈津希
私が防衛大学校に入校した動機は、自分を律せる環境に身を置きながら自分を磨き、将来やりがいのある仕事に就きたいと思ったことです。
入校して集団生活を行う日々の中で、表面上だけでなく本心から向き合える人間関係を知ることができ、また自分の置かれている立場を理解して責任ある行動をとることの大切さを学びながら、自分自身成長できていると感じています。将来は、部下・同僚・上司から信頼される幹部になりたいです。
私は防衛大学に入校したことが自分の人生においてとても価値のある経験になると思っています。これから防衛大学校に入学しようと思っている人には、自分の目標を定めて入校してもらいたいです。規則のある密接な人間関係の中、自分の生活にやりがいや意味を見いだせるのは自分自身であるとつくづく感じています。自分の心持ちにこの学校の良さが活かされるか否かがかかっています。入校したなら一緒に切磋琢磨して・謦」っていきましょう。
防大かわら版バックナンバー
【昨年の風景】
平成5年モザンビーク共和国
マプト市にて