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一般採用試験に合格したみなさんに、昨年の四月に入校した私の経験に基づいてアドバイスをさせていただきます。
入校するに際して学校からみなさんに着校の準備に関する資料が届くと思います。その内容をよく読み、資料に記されている防衛大学校での生活に必要なものをしっかりと用意しておきましょう。また、高校で学習したこと、特に文系で数学が不得意な人は復習しておくと後々苦労せずに済みます。
学生舎において上級生の存在は偉大で、厳しく指導されることもありますが、それは私たちのことを考えてくださっているからであり、真摯に受け止めることで成長することができます。また、時に優しく、私たちを気遣ってくださることが防衛大学校での厳しい生活の励みになります。
私は学生舎での生活を通して、気遣いや、協調性を学び、特に精神面で大きく成長することができたと思います。また、お互いに協力し合い、高めあうことのできる、かけがえのない同期と出会えたことも私にとって一生の宝となるでしょう。
私が防衛大学校に入校するにあたり準備するべきだと思ったことは三つあり、一つ目は英語です。自衛隊の本来任務として海外派遣が組み込まれたこともありますが、防大では英語教育を重視しているからです。ICCなど外国の士官候補生とコミュニケーションをとる機会や海外派遣に選ばれれば外国の士官学校で生活する機会もあります。そのため英語の勉強をしておくことをおすすめします。
二つ目は自衛隊に関する知識です。防衛大学校に入学することは自衛隊という組織の中に組み込まれることです。自衛隊という組織は一般企業や一般大学とは異なる性質を持っています。入校してから自衛隊に関する知識があった方が円滑な生活ができると思います。また一学年から二学年に進級する際に陸、海、空のどれかの要員に配分されます。ちょっと気は早いかもしれませんが、どの要員に行きたいかを決めるためにもそのような知識は身につけておくべきだと思います。
防衛大学校合格おめでとうございます。少しでも合格された皆様のお役に立てればと、この1年間を振り返って誠に僭越ながら皆さんにアドバイスをしたいと思います。
1 入校に際し準備して役立ったこと、準備しておけば良かったこと。 入校前は、できる限り現役防大生やOB等諸先輩から情報を収集することをお勧めします。私もOBの方から防大生活に関する話を直接聞く機会があり、入校後に役立ったことがいくつかありました。また、準備しておけば良かったことは、防寒着と黒靴下は必須です。また、着校までに髪の毛を短く切っておいた方がいいです。
2 入校してから現在までの学生舎生活の感想
入校後は、高校までの生活とは180度違う生活が始まりました。学生舎における点呼や清掃、また、校友会及び勉学等、朝起きてから就寝に至るまで、時間に追われる忙しい日々が続き、正直逃げ出したくなる時もありました。しかし、振り返ってみると、厳しい環境から得られた達成感は自信へと変わり、非常に充実した生活を送ることができました。この1年間で得られた様々な経験は、私にとって一生の財産になると思います。
1 入校に際し準備して役立ったこと、準備しておけば良かったこと
私は防大入校を決めたのが3月後半になってからだったので、準備する時間もないまま着校してしまいました。
入校準備の一番の近道は、防大生に話を聞くことだと思います。防大はどういうところなのか、入校したら何が必要なのかを最も知っているのは学生自身だからです。
2 入校してから現在までの学生舎生活の感想
私が入校してもうすぐ1年が経ちます。正直、防大着校1日目に見た学生舎の様子にはびっくりし、カルチャーショックとしか言いようがありませんでした。皆同じ服を着て、号令に従って、見たこともないスピードで清掃をしていました。
しかし、それら全ての行動に実は意味があり、それらを通して学ぶことは防大生にとって必要なものばかりであると学びました。初めは確かにきついと思いますが、如何に全てを乗り越えて自分の糧にするのかが大切なことだと思います。
3 防大に入校して良かったと思うこと
防大生活において一番必要なことは、どれだけ仲間と協力できるかです。同じ小隊や同部屋の同期と連携し協力し支え合っていかなければ、防大生活は成り立ちません。
私はこの1年間でかけがえのない仲間がたくさん出来ました。それだけでも、防大に来てよかったと心から思えます。
防大は決して楽なところではありません。しかし、得られるものはどこよりも多いと思います。
これから入校する皆さんを心から楽しみに待っています。
3 防大に入校して良かったと思うこと。
(1)かけがえのない同期ができたこと。
辛い事も一緒に乗り越えて来た同期は、一生の宝です。
(2) 一般大生ではできない経験ができたこと。
実弾射撃、8km遠泳及び戦闘訓練等を通じて、様々な知識や技能を修得できます。
(3) 親孝行ができたこと。
今まで迷惑をかけてきた両親に対し、成長した姿を見せるのは一番の親孝行になります。
【最後に一言】
簡単ではありますが、少しはお役に立てたでしょうか?わからないことは、4月から2学年になる我々が、手とり足とり親身に教えますので、何も心配しないで大丈夫です。困ったらすぐに相談してください。合格された皆さんが元気よく入校され、早くお目にかかれることを待ち望んでおります。この小原台で一緒に頑張りましょう。
入校してからつらいこともあるかもしれませんが、きっと乗り越えることができるはずです。みなさんの味方になってくれる人はたくさんいますので安心してください。みなさんと四月にお会いできることを楽しみにしています。
三つ目は準備する物かどうか分かりませんが、向上心であると思います。防大ではいろいろことに挑戦できる上、教育体制も完備されています。その中でどのくらい成長できるかは個人の意識によるところが大きいです。防衛大学校は努力すればそれだけ評価されるところであると思います。自分を高めたいと思う方は是非入校をおすすめします。
3 防大に入校してよかったこと
私は、防大は非常に魅力的な場所だと思います。衣食住、手当て、身分を保証されていながら、勉学や校友会等自分を鍛えることができるからです。また、空き時間を利用して英語や資格取得に向けた勉強をすることも可能です。辛く苦しい時もありますが、このような環境で生活できることが入校してよかったことだと思います。
同期の仲間や、上級生を思いやり、学生全体で切磋琢磨しあえることで、自分の力を伸ばしていくことができます。
楽しいことばかりではありませんが、他では味わえないことを味わえるこの防衛大学校への入校を心よりお待ちしています。
国土交通省関東地方整備局東京湾口航路事務所のホームページより、「関東の富士見百景」に、防衛大学校から眺めた富士山の写真が紹介されました。こちらからご覧ください。
入校を考えている皆さんにとって参考になることを願って、いくつか自分の経験を紹介したいと思います。
1 入校する前に
私は、入校前に積極的に防大について調べました。インターネットを使ったり、実際に防大に訪れたり、広報官を通じて現役防大生の話を聞いたり、何も知らないより心構えは変わると思います。また、掃除、洗濯、整理整頓など身の回りのことを自分でしてみたり、ランニングや腕立て伏せをして体を鍛えておくと良いと思います。
2 学生舎生活の感想
学生舎はただ住む場所ではなく、これから自衛隊で勤務していくうえで必要なことや上下関係を学ぶ場です。防大1学年で大変なのはこの学生舎での生活でしょう。上級生の指導は厳しいですし、1学年のやるべき仕事は沢山あります。しかし、努力で評価は変わりますし、素晴らしい人間関係をつくることもできます。この1年間を振り返ってみると、学生舎生活の中で疑問を持ったこともありましたが、上級生になった時にその経験を生かしていくことができると考えています。
防衛大学校合格おめでとうございます。ご入校なされるにあたり様々な不安があると思います。体力面、勉強面に関して、今までと違う集団生活をおくることに関してなど私も入校する前に数多く感じていました。そのことに関してひとつ先輩としてアドバイスさせていただきます。
まず、体力面ですが、不安に感じる必要はありません。防大で生活していけば校友会(部活)、訓練を通して自然と体力がつきます。遠泳で泳げなくとも補備訓練があり泳げるようになります。勉強面では一般受験者は不安が少ないと思いますが、防大の文系の受験制度上、数学が苦手な方がいらっしゃると思います。これもわかりやすい講義、毎日の自習によりできるようになります。そして、一番不安に感じる方が多いであろう集団生活ですが、慣れないうちはつらいと言えます。自分のわがままを通そうとすれば、同期の仲間、上級生、もしくは防大全体に迷惑をかけることになります。しかし、慣れてくれば、ここにこそ他の大学にはない防大最大の魅力があると気付きます。このような規律ある生活は自分一人では成し遂げられません。
防大に入校して良かった事は、これまでの自分の甘さ、支えてくれる方々や家族の大切さを本当に学べたことです。自分の周りには、本当に高い志を持って入って来た学生も多いですが、たとえ始めはそうでなくても今は本当に人一倍頑張っている学生もいます。入校を控える59期の皆さん、たとえ今、不安でも大丈夫。心配しないでください。絶対に、なんとかなります。
最後になりますが、春休みは思いっきり楽しんで、親孝行をたくさんしてから防大に来てください。着校日、会えることを楽しみにお待ちしています。
一般入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。自分の経験を元に少しでもアドバイスができたらと思いますので、書かせて頂きます。
まず入校準備に関してですが、入校案内に書いてある物を用意して送れば大丈夫です。それ以外に必要な物は用意して下さっていたので買う必要はありませんでした。パソコンとプリンターはすぐに使えた方が良いので今のうちに購入しておく事、ジャージや下着等は多めに入れる事をお勧めします。自分は持って来たものが少なかった為、後から追加で親に送ってもらいました。それから、時計は電波及び防水機能付きがお薦めです。
私は入校してから今まで、初めての寮生活や色々なルールに戸惑い、失敗してばかりでした。けれどいつもそばにいる同期は、辛いことも楽しい事も全て共有し支えてくれました。
はじめに、一般入試合格者の皆さん合格おめでとうございます。4月に防衛大学校に入校するにあたり、様々な不安や悩みがあると思います。この記事が、少しでも皆さんの力になれれば幸いです。去年の3月、私は第一志望であった防衛大学校に合格し、一カ月後には入校を控えて非常に緊張していたのを今でも覚えています。しかし時が過ぎるのは早く、気付けば入校日を迎えていました。4月1日、何も分からない私に上級生が親身になって色々と教えて下さ・「ました。それからの生活は、今までに経験したことのない団体生活、厳しい規律、上級生の指導等、大変なことも多くありましたが、ここまでやってこられたのはつらいとき一緒に励ましあえる同期、厳しい中にも私たちの事をよく考えて下さる指導官、上級生のおかげです。私は、名誉あるこの防衛大学校に入校してよかったと思います。最後に、防衛大学校では、英語教育に力を入れているので入校前に英語の勉強をしておいた方がよいと思います。また、入校してすぐに体力測定があるので、適度な運動もしておいたほうがよいと思います。
皆さんの入校を心よりお待ちしています。
一般入試合格者の皆様へ 〜入校にあたってのアドバイス〜
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