トップページ→ギャラリー

第71回掃海殉職者追悼式

 令和4年5月28日(土)、香川県琴平町 金刀比羅宮にある掃海殉職者顕彰碑前にて第71回掃海殉職者追悼式を行いました。昨年までは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して実施していましたが、3年ぶりにご遺族やご来賓をお招きして開催しました。

 式では、執行者の呉地方総監 伊藤海将が挨拶を述べ、掃海隊群司令 金刺海将補が追悼の辞を奉唱したほか、第3掃海隊から派出された儀じょう隊が、殉職者に対し敬礼・弔銃発射で弔意を表し、呉音楽隊が追悼演奏を行いました。

「掃海殉職者追悼式」とは

 昭和20年8月の太平洋戦争の終戦時、日本近海には、米軍等が敷設した6万7000余個に及ぶ各種機雷が残されていたため、当時海軍省は、同年10月に掃海部隊を編成して機雷の除去作業を開始しましたが、昭和27年に全国の主要航路、港湾で安全宣言が出されるまでの6年有余の間に、作業中の爆発事故などで多くの隊員の命が失われました。

 これら殉職隊員の偉業を後世に伝えるために、全国の32港湾都市の市長らが発起人となり、昭和27年6月に、当時の吉田茂首相の揮毫により「掃海殉職者顕彰碑」が建立され、以来、毎年追悼式を行なっています。

執行者 挨拶(呉地方総監 伊藤海将)
追悼の辞(掃海隊群司令 金刺海将補)
儀じょう隊による敬礼(第3掃海隊)
弔銃発射(第3掃海隊)
献花(呉地方総監 伊藤海将)
追悼演奏(呉音楽隊)
ページトップ