課程では、国内における現地研修を実施しております。
各自衛隊の編成・装備及び運用の特性について理解することは重要であり、現地の状況確認、指揮官・主要幕僚との意見交換を行います。
平成29年5月16日から19日までの4日間、第22期統合高級課程学生に対して北海道・東北地区に所在する陸・海・空自衛隊の部隊等及び戦略要域の現状及び特性について理解させるため、北部研修を実施しました。
学生は、北部方面総監 山崎陸将、第2航空群司令 小峯海将補、北部航空方面隊司令官 城殿空将、第7師団長 田浦陸将から講話を受け、高級幹部の心構えについて学びました。
また、部隊の現状や最新の装備品に関する事項、北海道・東北地区の統合運用に関する様々な取り組み、総合戦闘力発揮のための能力向上に向けた練成状況、大湊地方隊による津軽・宗谷海峡等の安全確保、第2航空群による北方海域の警戒監視、北部航空方面隊による日英共同訓練における共同運用への取組状況、戦闘機部隊・高射部隊による防空態勢並びに特別航空輸送隊による政府専用機の運用状況についてブリーフィングを受けるとともに、米空軍第35戦闘航空団を研修しました。いずれの研修先においても活発な質疑応答が行われ、現地でなければ把握できない統合・共同運用の実態・問題点について見識を深めることができました。
【 空自北部航空方面隊司令官講話 】 |
【 米第35戦闘航空団副司令に対する質疑 】 |
【 空自第3航空団アラート態勢研修 】 |
【 海自第2航空群司令講話 】 |
【 海自大湊地方総監部防衛部長による説明 】 |
【 陸自輸送ヘリからの地形偵察 】 |
【 陸自北部方面総監講話 】 |
【 陸自北海道補給処研修 】 |
【 陸自第7師団長講話 】 |
【 陸自第7師団装備品研修 】 |
【 空自特別航空輸送隊研修 】 |
【 空自第3高射群研修 】 |