学校長 挨拶

空将 坂本 浩一(さかもと こういち)(5.8.29 着任)

    令和5年8月29日付で第51代統合幕僚学校長を拝命いたしました。

    60年以上の歴史と伝統のある統合幕僚学校で勤務できる喜びを感じるとともに、その重責に身の引き締まる思いです。

    さて、皆様ご承知のとおり、我が国を取り巻く環境は厳しさと不透明性さが一層増し、ロシアのウクライナ侵略にみられるように力による一方的な現状変更が顕在化してきていると言えます。

    このような状況を踏まえ、昨年12月には安保関連3文書が策定され、防衛力を抜本的に強化し、実効性の高い防衛体制の構築を図る各種施策が進められています。その中において陸海空3自衛隊を指揮する常設統合司令部の創設についても言及されており、これまで以上に自衛隊の統合運用体制の充実、強化が求められています。

    自ずと統合幕僚学校の役割と責任は一層大きく、そして重くなってきています。

    私は全職員とともに現状に満足することなく、更なる高みを目指し、自衛隊の統合運用体制の更なる充実、強化に寄与しうる上級部隊指揮官や幕僚たる人材を育成する等、その重責を果たしていく所存です。

    今後とも統合幕僚学校に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、着任の挨拶といたします。


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