令和2年8月25日付で、第48代統合幕僚学校長を拝命致しました沖邑陸将です。
我が国を取り巻く安全保障環境が厳しい状況にある中、東日本大震災における統合任務部隊による災害派遣活動をはじめ統合運用の実績を積み重ねてまいりました。
また、新たな防衛大綱に示された「多次元統合防衛力」の構築とその運用により、グローバルな安全保障上の課題への対応にも貢献していくためには、統合運用体制の更なる充実・強化が必要であります。
本校の卒業者は、幅広い視野とバランス感覚を兼ね備え、あらゆる事態において、如何なる困難をも克服して統合運用能力を遺憾なく発揮し任務を完遂し得る人材が求められています。
そこで、「統合運用の実効性の向上」を目標(統率方針)として、国家・国民のため、学校職員とともに謙虚さを忘れず、自信と誇りを持って精進努力していく所存です。
統合幕僚学校に対する、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。