職員からのメッセージ(一般職)

防衛省には役割等に応じて様々な組織で構成されており、そこで勤務する職員(事務官等)がいます。
今回、各組織で実際に勤務する職員へのインタビュー内容を掲載させていただくことで、皆さまに仕事内容や職場の雰囲気等を知っていただき、防衛省で働くイメージの参考としていただければと思います。ぜひご覧ください。

本省(内部部局)

防衛副大臣秘書官 安井 公一
2000年入省

随処作主 立処皆真

 他の部署と一番違う点は、「防衛省の仕事全てに関わること」です。通常、職員は防衛省の仕事の一部分を担当しますが、防衛大臣の命のもと省内の業務をつかさどり、大臣不在時にはその職務を代行する副大臣を補佐する秘書官は全ての業務に関わることとなります。

 省として目指したい方向性を説明し、いかに副大臣の納得・了解を得るか、政治家としての知見に基づく副大臣からの示唆・指示をどうやって省の政策に盛り込んでいくか、毎日が勉強です。夜間、休日問わずに連絡が来て仕事、ということもありますが、各部署の皆さん、秘書室の同僚にも助けられながら職務をこなしています。

読者へのメッセージ

 一般職本省採用で入省する人に与えられるものは、入省してすぐ防衛省の政策決定過程を間近に見る「機会」ではないでしょうか。配属部署によって目にする(できる)ものは異なりますが、その機会を生かすも殺すも本人次第。アンテナを張って貪欲に吸収すれば、成長した自分に気づくことができるはずです。

 ただ、日々の業務はドラマとは違い地味で地道な作業です。それでも楽しみ・やりがいを見出して継続できるか。数多ある就職先の中でなぜ防衛省を選ぶのか、「納得感」と「覚悟」を得られるよう就職活動に取り組んでください。


防衛政策局調査課 太田 光喜
総括班 2016年入省

軍事インテリジェンスの司令塔として

 調査課では、公刊情報、画像情報、電波情報、防衛駐在官等による人的情報など様々な情報リソースを収集・整理・分析し、防衛政策の立案に必要なインテリジェンスを政策・運用サイドに提供しています。また、機微な情報を「守る」保全制度の企画・運用も担っています。それだけではなく調査課は、情報本部や陸海空自衛隊の情報部門など防衛省全ての情報部局のコントロールタワーとして、情報収集体制のあるべき姿を検討するという情報分野の政策立案機能も有しています。

 その中で私は、調査課が有する多様な機能全てを総合調整する「ハブ」のような仕事をしています。日々刻々と変化する厳しい安全保障情勢に対応するため、「情報」の様々な分野について、省内他課や内閣情報調査室等の情報コミュニティ省庁と毎日緊密な調整や協議を実施しています。

読者へのメッセージ

 調査課の業務は極めて秘匿性が高いため、読者の皆さんはその内容を窺い知ることはできないと思いますが、逆に言えばここでしか知ることのできない世界が無限に広がっているとも言えます。防衛省に入省した暁には、情報分野に限らず、スケールの大きい刺激的な、そしてやりがいのある世界が待っていることをお約束します。


外務省軍縮不拡散・科学部 安村 文花
不拡散・科学原子力課 2016年入省

不拡散政策から見る安全保障

 私が勤務する不拡散・科学原子力課は、大量破壊兵器やミサイルの開発等に関わる物資や技術の拡散を防止する「不拡散」を所掌しています。我が国にとって喫緊の課題である北朝鮮の核・ミサイル問題への対応をはじめ、不拡散政策の実現には関係諸国との連携が不可欠ですが、その中で、私は、約20か国を招いて我が国が主催するアジア不拡散協議や拡散対抗を目的に外務省・防衛省・海上保安庁などが協同して取り組んでいる多国間訓練などの業務を担当しています。

読者へのメッセージ

 初めての出向に不安はありましたが、軍縮・不拡散分野への関心をきっかけとして、安全保障に携わりたいという思いから防衛省に入省した私にとっては、大変貴重で有難い経験です。人間的な魅力にあふれる「外交官」の方々と働く日々は学びの連続であり、また、外交という、これまでとは違う観点から安全保障を眺められる機会を得られたことは、自分の視野を大きく広げてくれ、国際社会における我が国の在り方や、今後防衛省が果たすべき役割について見つめ直すことができたと感じています。


統合幕僚監部参事官付 北河 永吉
災害派遣・国民保護班 2015年入省

災害対応の最後の砦として・・・!

 災害といえば、一般的には豪雨や台風、地震を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実はそれ以外にも、自衛隊は新型コロナウイルス感染症や原子力災害への対応等、幅広い分野で災害派遣を実施し、活躍しています。このような災害派遣に関して、現場の部隊が活動しやすいように関係省庁と調整を行うことや、部隊の活動を国会等で対外的に説明・発信することなどが、私の部署の職務です。

 また、時には現場に赴いて活動調整を行います。令和元年房総半島台風(第15号)や東日本台風(第19号)では、私も実際にリエゾン(連絡員)として電力会社や地方自治体に派遣され、防衛省の代表として関係機関との連絡・調整を行いました。

 活動している部隊の動きを肌で感じながら、事務方としてその先の救える命のために全力を尽くす、かけがえのない仕事です。

読者へのメッセージ

 頼れる上司・同僚と共に一つのチームで災害に立ち向かい、困っている人達のために全力で対応する。これはどこでもできる仕事ではありません。災害大国・日本において「自助」、「共助」は欠かせませんが、その次の「公助」を担う防衛省・自衛隊は、まさに「最後の砦」。一緒にその一翼を担ってくれる方をお待ちしています。

防衛大学校

教務部 教務課 教育研究支援室  石地 航洋
2020年入省 一般職(大卒)/行政

教育環境基盤を整え、人材育成の一翼を担う

 防衛大学校で勤務する事務官等は、学校の特性である学生教育に直結した教務事務や防衛大学校学生採用の入学試験業務、学校運営に関わる総務、人事、会計、厚生、施設管理等の様々な行政事務や学生の教養の向上推進を図った図書館事務などがあり、それぞれ一人ひとりが重要な学校事務を受け持ち、将来の幹部自衛官となるべき優秀な人材育成の一翼を担っています。

 その中で私は、担当する学科の教官が研究と議題に集中できるよう、研究資材や教材などの購入手続きから学会に参加する際の手続きなど、幅広い範囲でのサポートをしており、幹部自衛官育成の環境充実に貢献しています。

防衛医科大学校

医療のため、共に働いていく職場

 防衛医科大学校に勤務する事務官等は、総務、人事、厚生、会計、調達等の行政事務、施設の建設・維持管理等業務、教官及び学生等に関する教務事務、病院の医療事務等の幅広い職務に従事しており、本校の教育、医療活動を支える重要な役割を担っています。

 その中で私は、経理課で学校の物品管理に関する事務を担当しています。物品の在庫管理や役務要求書等の検査業務を関係部署と連携を取りながら行っています。令和2年は、防衛医科大学校病院における新型コロナウィルス感染症対策のため、マスクや消毒液等の調達要求を行い、事務職として医療従事者をサポートすることに改めてやりがいを感じました。

事務局 経理部 経理課 出野 聖也
2019年入省 一般職(高卒)/事務

情報本部

情報本部
2019年入省 一般職(大卒)/電気・電子・情報

情報分野で国防の一翼を担う

 理系の知識を活かして情報業務を行っています。業務はわからないことばかりですが、日々勉強しながら目の前の課題を1つずつこなしており、新しいことを知る面白さを感じながら業務を行っています。

仕事のやりがいについて

 電波部での業務は専門性が高いです。そんな電波部の業務を少しずつ任せてもらえるようになってきたことにやりがいを感じています。また、業務を行う毎に自分の知識が増え、さらに円滑に業務を遂行できるようになると、自分の成長が感じられ達成感を得ることができます。

統合幕僚監部

最強の盾~高度化する脅威への対抗~

 サイバー攻撃等の脅威から防衛省・自衛隊の情報システム・ネットワークの防護をしています。また、定期的に国内外の訓練・演習に参加し、高度化するサイバー攻撃等への対処能力向上を図っています。

仕事のやりがいについて

 サイバーセキュリティの世界は、日進月歩で技術が進化しています。最新の技術・知識を取り入れ、それを現場や訓練で活かして業務に取り組むことに、楽しさとやりがいを感じています。

統合幕僚監部
2017年入省 一般職(高卒)/技術(電気・情報系)

陸上自衛隊

高田駐屯地業務隊 管理科 川島 英郁
2019年入省 一般職(高卒)/技術(土木系)

隊員の生活の基盤を担い、部隊のために真心を尽くす

 陸上自衛隊の事務官等は、陸上幕僚監部をはじめ、全国に所在する部隊及び機関等において、総務、人事、厚生、会計、法務等の事務業務、自衛隊施設の維持管理、工事設計・監督や修繕に必要な資材調達、装備された武器、車両、航空機の部品調達や仕様書の作成、サイバー攻撃等に関する情報収集・分析などに携わる技術業務に従事しています。

 その中で私は、施設管理係として、駐屯地施設の維持・管理に関わる業務を担当しており、各種施設の点検や部外委託によるメンテナンスの監督、省エネルギーの推進や環境保全に係る調査・報告を行っています。


多方面から国防に携われる職場

 防衛省共済組合が運営している貯金業務や各クラブ活動に対する助成など、隊員の福利厚生に関する業務を行っています。隊員の皆さんが安心して生き生きと勤務するために重要な業務と捉え、日々誠実に取り組んでいます。

職場の雰囲気について

 わからないことや困ったことがあった時にすぐに相談できる職場です。また、周りの先輩方は、ミスをしてもカバーしてくれるとても心強い存在で、周りに支えてもらいながら日々業務に取り組んでいます。

小郡駐屯地業務隊 厚生科 奥村 美央
2019年入省 一般職(大卒)/行政

海上自衛隊

大湊地方総監部 副官付 鎌田 穂珠花
2019年入省 一般職(大卒)/行政

山と海に囲まれた北の防人

 海上自衛隊の事務官は、海上幕僚監部や全国に所在する部隊及び機関等において総務、人事、経理、補給及び厚生等の多種多様な業務に従事することとなります。技官は艦艇、航空機等の装備品の修理、港湾、航空基地等の施設の維持整備に関する技術的な業務に従事します。また、これらに加え、今後は宇宙・サイバー・電磁波といった新領域における任務への対応にも一層力を入れていきます。

 その中でも私の職場は、一言で表すと「秘書室」です。大湊地方隊のトップである大湊地方総監の予定が円滑に回るように、上司がたくさんの調整をしているため、電話対応やスケジュール管理などのサポートをしています。


日々の当たり前を技術で維持する

 艦艇等に搭載する弾薬の整備を行う部隊に所属しています。弾薬を整備するにあたり、その施設で働く隊員の安心と弾薬の確かな品質を保つための建屋の点検及び修繕業務を主に行っています。特に、国防の要たる弾薬が常に100%の能力を発揮できるよう、施設の維持管理及び修繕等の確実な監督官業務を行っています。

仕事のやりがいについて

 自分の仕事が形となってその場所に残り続けることです。自分が修繕した場所に行くと、苦い経験や達成感などの思いがその施設が取り壊される日まで形として残ります。自分が苦慮しながら携わった案件が無事に形として残った時、誇りとやりがいを感じます。

横須賀弾薬整備補給所 整備第2部 中野 大地
2018年入省 一般職(高卒)/技術(建築系)

航空自衛隊

第2補給処 総務課 佐川 のぞみ
2019年入省 一般職(大卒)/行政

空自の進化を人的側面から支える

 航空自衛隊の事務官等は、航空自衛隊の中枢機関である航空幕僚監部及び部隊等において勤務し、総務、人事、会計、厚生、補給、調達、法務等の航空自衛隊の運用や人的基盤を支える多岐にわたる行政事務や、航空自衛隊が保有する装備品の研究開発等の業務に従事しています。

 その中で私は、採用や昇給等の人事業務を担当しています。人事は組織の基盤となる職員に関する業務であるため、公正な判断のもと、関係部署と綿密に調整し、計画から選考までの一連の業務に責任感を持って取り組んでいます。


ここでしかできない、航空宇宙防衛力の構築

 私の所属する部署は、現在及び将来の防衛力整備を行う航空幕僚監部の中でも特に宇宙関連に特化した業務を扱っており、その中で、宇宙関連装備品の導入及び宇宙関連技術に関する調査研究業務を担当しています。

志望動機について

 大学での企業・省庁の合同説明会で防衛省の業務説明を聞いたのが最初のきっかけです。国防の重要性が高まっていると感じていた中で、自分の学んでいることを生かせる業務があると知り、防衛省への入省を志しました。

航空幕僚監部 防衛部 防衛課 田添 純彦
2015年入省 一般職(大卒)/機械

地方防衛局

東北防衛局 企画部 地方調整課 瀧澤 雛子
2019年入省 一般職(大卒)/行政

地域とのつながりを感じられる職場

 地方防衛局の主な業務は、①防衛政策についての理解を得るための情報提供や説明の実施、②自衛隊や在日米軍が使用する防衛施設の建設、③防衛施設用地の取得・管理、④防衛施設周辺における対策事業や訓練に伴う損失に対する補償など、その業務は多岐にわたります。

 その中で私は、防衛省・自衛隊の政策や活動について、地方公共団体や地域住民の方から理解と協力を得るため、駐屯地行事等での政策広報活動や日米交流事業、防衛セミナー実施などの地方協力確保事務を行っています。地域と深く関わり合うことができるやりがいのある仕事です。


国防の一翼を担う唯一無二の組織

 自衛隊や在日米軍が使用する防衛施設の建設に係る業務に携わり、道路、桟橋、火薬庫といった様々な土木施設の調査、設計、工事等の監督業務を行っています。ユーザーである自衛隊・米軍のニーズを踏まえた安全な施設を造り、我が国の安全保障基盤を創っています。

魅力・アピールポイントについて

 地方防衛局では、自衛隊や在日米軍の駐屯地・基地等において、飛行場施設、港湾施設、火薬・燃料施設、訓練施設など様々な施設を建設しており、防衛省特有の事業に携わることができます。

九州防衛局 調達部 土木課 木村 彰宏
2007年入省  Ⅲ種/土木

防衛装備庁

調達事業部 通信電気調達官付 山華 春摘
2019年入省 一般職(高卒)/事務

適正な装備品調達で 日本の平和を永遠に

 防衛装備庁は、防衛省の外局として設置され、装備品等の研究開発及び生産のための産業基盤の強化を図りつつ、研究開発、調達、補給及び管理の適正かつ効率的な遂行並びに国際協力の推進を図ることを任務としています。

 調達事業部は、研究所や部隊が必要としている装備品を調達しています。その中で私は電子計算機室に所属しており、一般企業や内部の関係部署と調整を行いながら、調達品が妥当な価格かどうかを判断する原価計算業務を担当しています。


防衛産業と自衛隊のインターフェースの要

 装備政策の企画立案などを実施する装備政策課に所属しており、装備品の生産・運用・維持整備にとって必要不可欠である我が国の防衛産業基盤を強靱化するための施策に取り組んでいます。

仕事のやりがいについて

 検討中の制度や施策に自身の考えが織り込まれるというのは、なかなか経験できるものではありません。責任は大きくも、中枢だからこそ担える仕事に関わることは、まさしく千載一遇です。

装備政策部 装備政策課 福田 嘉一
2016年入省  一般職(大卒)/電気・電子・情報

その他採用情報

2021年5月14日更新