Contents

コラム

防衛白書トップ > コラム > <解説>米軍と地域住民による交流

<解説>米軍と地域住民による交流

在日米軍の駐留には、地域の方々の理解と協力が欠かせません。

防衛省では、日米の相互理解を深める取組みとして、地元と米軍の理解と協力を得ながら、在日米軍施設・区域周辺の住民と米軍関係者によるスポーツ、音楽、文化などを通じた「日米交流事業」を開催しており、また、米軍においても地元と連携した様々な地域交流活動が行われています。

例えば、17(平成29年)年度においては、BMD能力向上のためにTPY-2レーダー(Xバンドレーダー)が配備されている車力通信所(青森県つがる市)における新たな取組みとして同通信所周辺の小学生と同通信所の軍人による「かかし作り交流」を開催しているほか、米軍による「小学校の卒業式への参加」などの交流活動が行われています。

さらに、14(平成26年)年度に新たに同レーダーが配備された経ヶ岬通信所(京都府京丹後市)においても、配備に伴った取組みとして地元住民と同通信所の軍人等による「日米交流音楽会」を開催しているほか、米軍による「英会話による交流」などが行われています。

このような交流の積み重ねが地元と米軍の信頼関係の醸成につながると考えており、引き続き地元と米軍の理解と協力を得ながら、「日米交流事業」を開催してまいります。

コンテストにおいて、制作したかかしが金賞を受賞した参加者

コンテストにおいて、制作したかかしが金賞を受賞した参加者

日米合同演奏を披露する参加者

日米合同演奏を披露する参加者

英会話により交流を図る参加者

英会話により交流を図る参加者