防衛省・自衛隊の主な広報施設を御案内いたします。開館時間、休館日など詳細につきましては、各施設のホームページをご確認ください。
陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)は、陸上自衛隊唯一の大規模広報施設となっており、2002年に「見て、触れて、体感して」をコンセプトに、来館された皆様に陸上自衛隊の広範なイメージを常続的かつ体系的に情報発信し、理解を得ることを目的として設立されました。
館内では、陸上自衛隊の組織・編成、任務・役割、活動状況を学べ、戦車等の大型装備品をはじめとした各種装備品を間近で見ることができるとともに、フライトシミュレータ及びVRゴーグルを装着して戦車・水陸両用車等の疑似乗車体験ができます。
また、陸軍予科士官学校や旧軍に係る資料及び朝霞駐屯地や郷土の歴史を展示・紹介している振武臺記念館についても公開しております。
この建物は、明治31年10月1日、旧軍第11師団が四国全域を管区として編成された際、師団司令部として建てられたもので、善通寺駐屯地では通称「乃木館」と呼ばれています。
初代師団長には、軍神として名高い乃木将軍が着任され明治31年10月1日から明治34年5月22日までの2年8ヶ月間ここで勤務されました。
昭和36年1月陸上自衛隊に移管され、現在は第14音楽隊が使用しています。
この建物は、1874年(明治7年)に陸軍東京鎮台歩兵第8番大隊分屯営の兵舎として建築されました。
建設当初、四周が白の漆喰(しっくい)で仕上げられていたことから、通称「白壁兵舎」と呼ばれるようになりました。
本史料館は、新発田駐屯地東側から移築した歴史的建造物である白壁兵舎を活用し、郷土部隊の歴史を記す資料を中心に、貴重な歴史的資料を多数展示しております。
潜水艦の発展と現況や掃海艇の功績などに関する歴史的な展示資料を通して、海上自衛隊の歴史や、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介しています。
魚雷や掃海艇などの装備品や、機雷を除去する掃海作業の様子について展示しているほか、平成3年に実施したペルシャ湾での掃海活動についても紹介しています。
また、実物の潜水艦(平成16年に除籍した「あきしお」)を屋外に展示しており、潜水艦に乗艦し、艦内で、潜航中の環境や生活を疑似体験できるほか、現役隊員やOBとふれあいながら見学することができる貴重な史料館です。
昭和11年に旧海軍鹿屋航空隊が置かれて以来、現在の海上自衛隊鹿屋航空基地に至るまでの海軍/海自航空部隊に関する豊富な資料を展示しています。
戦争に関する貴重な資料を多く展示し、旧海軍航空隊に所属した多くの特攻隊員の遺品を展示しているほか、零戦を復元展示しています。そのほか、海上自衛隊航空部隊の発展の過程、活躍する隊員の姿など、現在の海上自衛隊の活動を紹介しています。
佐世保史料館は、日本海軍の遺産を継承する施設として佐世保水校社跡地にその建物の一部を修復、新館を増設しております。旧館は、水校社の8角形装飾屋根や蛇腹模様の外観を生かし、新館は、展示テーマ「波とうを超えて」を反映させ、正面にはガラスを用いて青く広大な海原を、頂部の造形で純白の帆を表現しています。
「見て体験して楽しむ」をコンセプトとした航空自衛隊のテーマパークです。歴代ブルーインパルスをはじめとする多数の航空機の実物が展示されているほか、直径15メートルの大スクリーンに映し出される迫力満点の全天周シアター、パイロット訓練生と同じ飛行コースを体験できるシミュレータなど、大空を飛ぶパイロット気分を心行くまで満喫することができます。
わが国の空を守ることを任務とする航空自衛隊の「防空のための作戦の一例」について分かりやすく説明するなど、航空自衛隊を幅広く知っていただくことができます。
2023年3月27日更新