MAMOR(マモル)2025年12月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

  • タレント:下井谷 幸穂
  • カメラマン:鈴木 教雄
    プロフィール
  • ロケ地:市ヶ谷

特集

自衛隊 ラジオ

Military Report

水上ドローンで機雷処分に成功!

編集後記

担当編集長 高久 裕

2025年は、日本のラジオ放送開始から100年ということで、さまざまな催し、特集などが組まれてきました。レトロな媒体と思われがちなラジオですが、ネット時代の現代、その力が見直されています。全国の番組を、いつでもどこでも聞くことができるインターネット・アプリ登場の影響が大きいと思いますが、マスでありながらパーソナル、しかも双方向性が高いメディアとして、とくに災害時などに、その実力を発揮しています。自衛隊も広報に利用しており、自衛隊員が出演して、自衛隊の魅力を紹介する番組が、日本各地にあるのです。今号のマモルでは、自衛隊とラジオにまつわる話題を特集しました。ぜひ、「自衛隊ラジオ」にチューン・インしてください!

特集

自衛隊 ラジオ

ライター 古里 学

FMしみずの自衛隊広報番組「自衛TIMES★静岡」の収録日。スタジオに集まった静岡地方協力本部の隊員や防衛事務官は、皆さん緊張した面持ちでした。そりゃそうでしょ、生放送ではないとはいえ、自分の声が電波に乗って他人の耳に届くわけですから、下手なことは言えないし噛んだりすべったりしないかと手汗脇汗ぐっしょり、となるのはあたり前です。そんな皆さんを前にして、番組パーソナリティのスナオマサカズさんは実に上手い。それぞれプライベートなネタや近況を織り交ぜて打ち合わせをして、隊員の気持ちをほぐしていきます。本番前なのに、やっぱり語りのプロは違うなとつくづく思いました。

スナオ氏だけでなく、今回取材したニッポン放送の飯田浩司氏も、毎日の放送でゲストコメンテーターが繰り出すさまざまな話題に対し、要点をわかりやすくまとめたり、さらに別角度から突っ込んでみたりと、日頃からの情報収集や勉強量が半端でないことがよくわかりました。

NHKのニュースをはじめ、すでにあちこちのメディアでAIが使われ始めていますが、声と音だけのラジオに魅力を感じるのは、単なるノスタルジーだけではないようです。

Military Report

水上ドローンで機雷処分に成功!

ライター 魚本 拓

海上自衛隊の護衛艦というと外観がごてごてしていて、いかにも防衛装備品然とした「メカ」という印象が強いのですが、今月号のミリレポで取材した最新鋭の護衛艦「もがみ」はステルス性を高めるために全体的につるっとしていてスリムな船体の、まさに現代的な艦艇でした。「もがみ」はまた、これまでの護衛艦にはない、機雷を除去する掃海艦の役割も付与されていて、それも極力、人力を介さずに、同艦艇に搭載した「無人機雷排除艇」(USV)などの「無人機雷排除システム」によって実施されるといいます。2025年6月に硫黄島周辺で行われた無人機雷排除システムの運用試験では機雷の爆破に成功し、同年8月には、オーストラリア海軍の新型艦として同型艦が採用されることが発表された「もがみ」。その性能はもとより、無人での機雷除去の訓練にも密着していますので、今後、海自で続々と就役が予定されている同艦艇に興味がある方には、本誌をお手にとっていただければ幸いです。

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