MAMOR(マモル)2025年4月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

  • タレント:澄田 綾乃
  • カメラマン:鈴木 教雄
    プロフィール
  • ロケ地:陸上自衛隊 練馬駐屯地

特集

守り抜くため絶対に生き残れ!
レンジャー隊員の究極サバイバル術

Military Report

レーダーを傍受、妨害するカモノハシ
世界に1機だけの電子戦機を独占スクープ!

編集後記

担当編集長 高久 裕

2024年、13年ぶりに誕生した日本人宇宙飛行士の2人。宇宙飛行士になるための厳しい訓練の中に「サバイバル訓練」があり、陸上自衛隊の協力で、過酷な環境下で仲間と協力して任務を遂行する能力とリーダーシップを体験する「生活体験」に野外で2日にわたって参加している。自衛隊レンジャーが身に着ける知識と技は、どのような過酷な環境下でも、国を守るために生き残って戦うためのもの。目的は違っても、宇宙飛行士たちが得たものは、大きかったようだ。今号のマモルでは、自衛隊レンジャーたちのサバイバル術を紹介する。一般の方にお勧めするような術ではないが、知識として知っておくだけで、なにかの役に立つかもしれない。ぜひ、ご一読あれ。

特集

守り抜くため絶対に生き残れ!
レンジャー隊員の究極サバイバル術

ライター 臼井総理

自衛隊レンジャー式サバイバル術、いかがでしたか。一般人にはおいそれとマネのできない技術ばかりですが、知っておくと、もしものときに役立つかもしれませんね。

ところで、なぜレンジャーは「ヘビを捕って食べる」ような、極限状態を想定した訓練を行うのでしょうか。「実際問題、そんな状況に追い込まれることはあり得るのか? そんな訓練の意味はあるのか」ということを言う人もいます。

あるレンジャー教官に尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきました。

「過酷な訓練を行うのは、いかなる状況に置かれても生き抜いて任務を必ず達成する、という意識をかん養するためです。確かに日本国内で戦う以上、水も食料もまったく手に入らないという状況に追い込まれることはあり得ないかもしれません。ですが、本当のどん底にあっても『俺はあれだけの訓練をしてきたんだ』『最悪な状況でも生き残る方法を知っているんだ』という経験、知識があれば、戦う力も湧いてきます。そのために厳しい訓練を耐えるのです」

レンジャー隊員はやっぱり、すごいんです。

Military Report

レーダーを傍受、妨害するカモノハシ
世界に1機だけの電子戦機を独占スクープ!

ライター 魚本 拓

国防に関わること故、ただでさえ秘匿性のある情報の多い自衛隊のなかでも、より公に発信されることが少ない分野が、自衛隊の新領域といわれる電磁波領域です。――といわれても、今回のミリレポを担当するまでの私もそうだったのですが、「電磁波? 領域?」などと思われる方も多いでしょう。これは第2次世界大戦ではじまったとされる戦闘行為=「電子戦」のことで、要は敵国が使用するレーダーや通信機器を無力化し、あるいはその攻撃への防御をして、自軍の戦闘を有利に進めるために各国の軍隊が実施していている一連の作戦を指します。自衛隊にももちろん同様の活動をする部隊があって、それが今回、取材した航空自衛隊の電子戦隊です。これまであまり公開されていなかった、世界でも唯一という、主に電子戦の訓練を行う電子戦機「EC-1」に迫っていますので、電磁波領域について興味があるという人はもちろん、自衛隊のマル秘情報知りたい! という方にも、本誌をお手にとっていただければ幸いです。

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