MAMOR(マモル)2024年11月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

  • タレント:桃月 なしこ
  • カメラマン:鈴木 教雄
    プロフィール
  • ロケ地:防衛大学校

特集

マモル「超絶ワザ委員会」認定
発表!ここがすごい!!自衛隊の超絶ワザ25

Military Report

“自由で開かれたインド太平洋”を目指して
16カ国の海軍士官たちが護衛艦『いずも』に集合
「乗艦協力プログラム」

編集後記

担当編集長 高久 裕

テレビのバラエティ番組で、「自衛隊のスゴ技」が紹介されることがあります。戦車や護衛艦、戦闘機などのハイレベルな操作技術が披露され、それはとても見応えがあります。しかし、あまり脚光をあびることのない“スゴ技”が、自衛隊には多数あります。そのスゴさは、専門家が解説しないと、シロウトには伝わりにくいのです。そこで、今号のマモルでは、クロウト受けする「超絶ワザ」を、マモルが編成した「超絶ワザ委員会」に選んでいただき、誌面で紹介することに。自衛隊のことを知りたいアナタ、必読です!

特集

マモル「超絶ワザ委員会」認定
発表!ここがすごい!!自衛隊の超絶ワザ25

ライター 真嶋 夏歩

今回、さまざまな自衛隊の超絶ワザに関する原稿を書きながら、初めての『MAMOR』のロケで海上自衛隊の横須賀教育隊に行ったときのことを思い出しました。横須賀教育隊は入隊したての新人を育てる、課程教育を実施する部隊。今回の記事では俳優の西川俊介さんが超絶ワザとして自衛隊式掃除を紹介していますが、自衛隊式掃除を含め、学生が初めて経験する自衛隊の団体生活は本当に大変です。掃除や洗濯、アイロン掛け、靴磨き等々の家事や、一糸乱れぬ敬礼や右向け右など、自衛官としては初歩の初歩の訓練ではありますが、彼らの真っ直ぐな瞳と真摯に課題に向き合う様に、胸が熱くなったのを覚えています。自衛隊の超絶ワザは、あの訓練が原点なんですね。時に愚直と思われようとも誠実に、努力を積み重ねられること。自衛官一人一人の責任感や忍耐強さや自律心が、やがて超絶ワザとして花開くのだなと感じました。皆さんも動画などで是非、ご覧になってみてください。

Military Report

“自由で開かれたインド太平洋”を目指して
16カ国の海軍士官たちが護衛艦『いずも』に集合
「乗艦協力プログラム」

ライター 臼井総理

来世は海自の艦艇乗組員になります!

…と言いたくなるくらいの良い経験をさせてもらいました。まずは「いずも」石寺艦長以下乗組員の皆さん、そして防衛省の乗艦協力プログラム関係各位のご協力に感謝申し上げます。

私にとって艦内で宿泊する取材は9年ぶりのこと。当時とは乗った艦の違いもありますが、艦内の生活環境が以前に比べ良くなっているように感じました。既報のとおりスターリンク導入によって海自艦艇でも個人での通信環境が順次整っていくそうなので、より乗組員の“QOL”も改善されていくことでしょう。

とはいえ「陸」に比べれば不自由な艦内生活。その中で、皆さんが日々やりがいと楽しみを見いだしながら訓練に作業にと取り組んでいる姿をみて、感銘を受けることしきりでした。

そういえば、乗艦中はすこぶる体調が良かったです。快眠快食快便に加え、普段はしない運動までしたからでしょうか。いっそ半年くらい乗っていたら相当健康になれそうです。ちなみに、乗艦中一番好きだった食事は、サーモンのクリームスパゲッティ。カレーももちろん最高でした。また乗せてくださいね!

MAMOR(マモル)のご購読について