MAMOR(マモル)2023年9月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

MAMOR(マモル)2023年9月号

特集

国防任務に甘さは必要?
自衛隊スイーツ部へようこそ!

Military Report

自衛隊には戦闘技術を競う試合がある。
戦え!勝て!強くなれ!
陸上自衛隊 第32普通科連隊競技会

編集後記

編集長 高久 裕

各国の軍隊では、戦闘糧食(戦場での携帯食)にデザートを提供している例が多くあります。「軍隊とスイーツ」という関係を意外に思う方も多いと思いますが、糖分は体力維持に必要な栄養素ですし、甘みが人に与える精神的なプラスの効果は絶大です。自衛隊の隊員食堂でもスイーツは提供されていますし、その作り方を教える学校まであります。振り返ってみると、私たち民間でも、職場で「おやつの時間」がある企業、打ち合わせの場に、菓子が提供される企業は珍しくありません。個人的には、脳みそを酷使すると、やたらと甘いものが食べたくなります。

今月のマモルは、自衛隊のスイーツ特集です。子どもにも作れる簡単なスイーツ・レシピもありますから、夏休みに親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか? 適切な糖分を取って、酷暑の夏を乗り切りましょう!

特集

国防任務に甘さは必要?
自衛隊スイーツ部へようこそ!

ライター 真嶋 夏歩

編集部から、今回の仕事依頼をいただいた時、思わずメールを二度見しました。「ひんやりスイーツ」特集??? MAMORでスイーツ???

でも、私と同じように感じた方も、『自衛隊スイーツ部へようこそ!』を読んでくだされば、なぜ防衛任務にスイーツが必要なのか、その理由を理解していただけるはずです。

東日本大震災の際には、被災した時に何が必要だったのかというアンケートに対し、「甘いものが食べたかった」という声が数多く集まったそうです。災害時や、心身を酷使する激務後のスイーツは、体だけでなく「心の栄養補給」にもなってくれるのですね。実は我が家の防災セットにも、3年保存可能なお餅のスイーツが入っています。

特集の最後では、大久保義信氏に外国軍のレーションに入れられたスイーツについての取材をしています。駐屯地にジェラートマシンを設置しているイタリア軍など、レーションにもお国柄が現れていて興味深かったです。

カメラマン 鈴木 教雄

海上自衛隊の特務艇『はしだて』での撮影という、貴重な体験をさせていただきました。艇内には、国内外のVIPをもてなす為の、一流レストランと比べても遜色のない厨房があり、自衛隊員が料理の仕込みをしている姿を目の当たりにしました。本格的なケーキも作り、見た目だけでなく味さえも、まるで有名洋菓子店のパティシエのように作られていることにも驚きました。

撮影後お聞きしましたが、はしだてに配属される調理員は、某有名ホテルで料理の修行を行うそうで納得の一品でした。

是非、次回に乗船するときは、招かれる側として『はしだて』に乗ってみたいものです。

Military Report

自衛隊には戦闘技術を競う試合がある。
戦え!勝て!強くなれ!
陸上自衛隊 第32普通科連隊競技会

ライター 臼井総理

一般の方から「自衛隊は普段何をしているの?」と聞かれることがあります。「訓練をしているんだよ」と答えると「それだけで飽きないの?」とさらに問われることもあります。

今回とりあげた“競技会”は、災害派遣やPKO等、ある種の「本番」はあっても、何事もなければ教育・訓練こそが本業である自衛隊にとって、日々の訓練にメリハリを付ける重要なイベントです。記事をお読みいただくことで、そのことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

そういえば、私のような中年おじさんになると「競う」こともほぼしなくなり、メリハリのない日々に埋もれがち。せいぜい締切との戦いくらいでしょうか(何度こなしてもキツいのですが…)。友人知人はマラソン大会だの、ゴルフ大会だの、あちこちで競い合ってなんだかイキイキしているのに。私も、せめてゲームかなにかで人と競い、やる気と闘争心をかん養せねば!と決意した次第です。

最後に、今回の取材にご協力いただいた第32普通科連隊の皆々様に感謝を申し上げると共に、一埼玉県民として今後の活動に期待しつつ、編集後記に替えさせていただきます。ご静聴、ありがとうございました。

カメラマン 荒井 健

今回は大宮駐屯地第32普通科連隊の競技会を撮影してきました。今年の夏も暑いですが競技会はさらにアツかった。陸上自衛隊の競技会と聞いて思うのは体力勝負だけかと思いきや、車両技能、ラッパ競技さらには学科まであり総合力勝負だった。

車両技能は車種別に運転技術と整備技術を競い、死角だらけなのにあんなによく攻められるな、整備技術は確認工程が多くてとにかく大変そうだった。

ラッパ競技は誰も彼も上手い!でもみんな少しずつ違って個性が出て聴いていて楽しかった。

学科は開始前から受験を思い出す海の底のような空気。気の毒だ…

そしてバトラー競技はこれぞ陸上自衛隊だった。写真から迫力が少しでも伝わるといいなあ。

是非紙面で仲間とともに熱く痺れるような競技会の瞬間を見て欲しい。なかなか大人になってこんなことないよなと羨ましく思うこと必至!

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