2000年に、平和・安全保障の文脈に「女性」を関連付けたWPS(Women, Peace and Security)に関する安保理決議1325号が採択されました。
この決議は、紛争において女性や女児が男性や男児とは異なる影響を受けていることを認識するとともに、女性を平和・安全保障の主体者としても認識し、紛争予防や平和維持活動等の全ての段階において女性の平等で十全な参画を要請したものです。
これを受けて、我が国では2015年に第1次「女性・平和・安全保障に関する行動計画」が策定され、2023年4月には第3次「行動計画」が策定されました。
防衛省は、これまでも女性活躍の推進を図り様々な取り組みを進めるとともに、国連平和維持活動や大規模災害対応に取り組む主体として、WPS分野での国際的な活動も推進してきました。
防衛省・自衛隊としては、WPSに関する取組をより一層意識的に実施し、WPS行動計画に資するとともに、国際社会の平和と安定に貢献してまいります。
パンフレット:WPSって知ってる?(日本語版)/ What is WPS ?(English)
令和6年4月2日、第3回防衛省WPS推進本部(本部長:松本防衛大臣政務官)を開催し、「防衛省女性・平和・安全保障(WPS)推進計画」について議論を行った結果、同推進計画が策定されました。
「防衛省WPS推進計画」は、これまでのWPS推進本部等での議論を踏まえ、省一体となってWPSを推進するため、政府全体の「第3次女性・平和・安全保障に関する行動計画(2023-2028年度)」を踏まえて、防衛省・自衛隊が2028年度までに実施すべき事項を定めたWPS推進計画です。
防衛省・自衛隊としては、同推進計画に基づき、省一体としてWPSを強力に推進し、ジェンダー視点を踏まえた活動を行うことで、国民の保護や国際社会の平和と安定に貢献してまいります。
2024.9.30 | 第1回NATO・防衛省・パートナー国WPSネットワーク会合への参加 |
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2023.8.8 | |
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2024.1.19 | 第2回防衛省WPS推進本部 |
2024.4.2 | 第3回防衛省WPS推進本部 |
2024年10月4日更新