「ビエンチャン・ビジョン」に基づく在京ASEAN各国大使館員による防災訓練等視察

防衛省は、平成29年8月30日(水)及び9月1日(金)に、日ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン」の一環として、在京ASEAN各国大使館員による防災訓練等視察を実施し、ブルネイ、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ及びベトナムから計18名が参加しました。
8月30日のプログラムでは、内閣府を訪問し、担当者から政府による防災体制及び災害対処についての説明を受けた後、質疑応答を行いました。その後、「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」を訪問し、内閣府及び国土交通省の担当者から施設の説明を受けた後、施設の見学を行うとともに、「そなエリア東京」において体験学習ツアーに参加しました。
9月1日のプログラムでは、神奈川県小田原市で実施された九都県市合同防災訓練を視察しました。会場では、小野寺防衛大臣他への表敬を行ったほか、防災フェアや住民参加型訓練エリアを視察した後、救出救助訓練を見学しました。
2日間のプログラムを通じ、活発な質疑応答が行われると共に、政府の防災体制や災害対処のみならず、国と地方の協力や草の根レベルでの防災活動など、我が国の防災体制を紹介する大変有益な機会となりました。