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第2回海洋安全保障専門家会合の概要
第2回海洋安全保障専門家会合の概要
英語版/
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左から、比海軍司令部参謀長(比側共同議長)、防衛省インド太平洋地域協力企画官(日側共同議長)
会合の様子
日本による発表の様子
第2回海洋安全保障専門家会合の概要
日程
令和7(2025)年3月11日~12日
開催地
日本(東京) 対面及びオンラインでのハイブリッド開催
日本とフィリピンから、地域をとりまく海洋安全保障の状況について発表。我が国からは、法の支配に基づく「開かれ安定した海洋」を強化するため、国際連携を推進していく重要性を訴えた。その上で、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するとともに、ASEANの「インド太平洋に関するASEANアウトルック」(※)の実施を後押しするため、今後も各国と協力していく意思を表明した。また、フィリピンからは気候変動の影響や海洋環境保全の課題といった国境を越える新たな海洋安全保障上の課題について発表し、今後の更なる協力に向け、参加国間で認識を深化させた。
また、女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)をテーマに各国と意見交換を行った。まず、防衛省WPS国際連携企画官からWPSの概要や防衛省の取組について説明するとともに、各国のWPS推進に関する好事例や課題について、海幕ジェンダー・アドバイザー候補者を含む各国参加者が意見交換を行った。
(※)「インド太平洋に関するASEANアウトルック」(AOIP:ASEAN Outlook on the Indo-Pacific)
ASEANが2019年の首脳会議において採択した、ASEANのアジア太平洋・インド洋地域への関与の指針。
ASEAN中心性の強化、開放性、透明性、包摂性、ルールに基づく枠組みなどを原則とする。
①海洋協力、②連結性、③国連持続可能な開発目標(SDGs)、④経済等を優先協力分野に掲げる。
日本は、AOIPに全面的な支持を表明。