日ウクライナ防衛相会談について

2024年10月18日
防衛省
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令和6年10月17日13時30分(現地時間)から約25分間、中谷防衛大臣は、ウメロフ・ウクライナ国防大臣との間で会談を実施しました。

  1. 中谷大臣から、就任後初めて、ウメロフ大臣と会談できることを光栄に思うとともに、ロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの人々に多大な苦痛をもたらすだけでなく、国際社会が長期にわたる懸命な努力と、多くの犠牲の上に築き上げてきた国際秩序の根幹を脅かすものであり、我が国として、厳しい対露制裁とウクライナ支援を強力に推進している旨、改めて述べました。
  2. また、中谷大臣から、防衛省・自衛隊として、ウクライナへの自衛隊車両の追加提供を行うことを決定した旨、伝達しました。ウメロフ大臣からは、防衛省・自衛隊による継続的な装備品等の提供及び負傷兵の受入れ等について、改めて深い謝意が述べられました。
  3. さらに、中谷大臣から、ロシアは、ウクライナへの侵略を続ける中、我が国周辺を含む極東地域においても活発な軍事活動を継続しており、我が国としても、中国との軍事連携の動向を含め、その動向を強い懸念を持って注視している旨、伝えました。
  4. ロシアによる侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国連憲章を含む国際法の深刻な違反であり、このような力による一方的な現状変更は、決して認められない行為です。
  5. 防衛省・自衛隊は、今後も国際社会と連携しながら、ウクライナを可能な限り支援していきます。
日ウクライナ防衛相会談